強盗に襲われ”突然”数学の天才になった男! 見える世界が一変、フラクタルに感動し…「突然の天才」生活とは!?

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画像は「BBC」より引用

■才能の正体は?

 パジェット氏の才能とその特異な経緯は専門家の興味を引いた。米マイアミ大学の認知神経学者のベリット・ブロガード氏もその一人で、パジェット氏は脳の外傷によって共感覚を獲得し、後天的なサヴァン症候群になったのではないかと推察している。

 共感覚とは人口の4%ほどが持っているとされる感覚で、例えば特定の音に色がついて見えたり、文字に色がついて見えたりするような特異な感覚を指す。パジェット氏の共感覚は、視覚の刺激に伴って数式や幾何学的形状が誘発されるようなもので、脳の外傷によって引き起こされたと考えられている。彼の脳をMRIで観察したところ、脳の視覚野と数学に関する部分が連携していることが確認された。

 強盗に襲われて頭を殴られた結果、前とはすっかり別人になってしまったパジェット氏。だが彼はそんな自分の変化を前向きに受け止めている。自らの身に降りかかった特異な体験と不思議な出来事をまとめた本(『31歳で天才になった男 サヴァンと共感覚の謎に迫る実話』講談社)を出版したり、描いた図形を販売したりと精力的に活動を続けている。

私はどこにいても美を見つけます」と彼は言い、雨粒が水たまりに落ちることにさえ、魅了されるほどの美しさがあると話す。強盗に襲われて殴られるという不幸な事件がパジェット氏の人生をすっかり変えてしまったのは間違いない。しかしそれは決して悪いことだけではなかったのである。

参考:「BBC」「Jason Padgett」ほか

※関連記事:プールで頭をぶつけて“一晩で”ピアノの天才になった男!

編集部

コメント

2:匿名 2019年4月18日 17:54 | 返信

脳だけでなく腎臓も痛めたか。
黒い物とからい(塩辛い)ものを食べることだ。
ついでに胡桃と動物の脳も食べることだ。

1:匿名 2019年4月18日 01:52 | 返信

これは本当に凄いことだけど、でも‥
苦労したなぁ。(っω;)
日常生活への適応がどれほど大変だったか伺える。
決して羨ましいとは言えない事態だ。
頭部を殴られて腎臓にまで影響してるんだからな。
脳機能障害も大変だ。
どうか幸せになってほしい。

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