覚せい剤中毒者の物件に遭遇!怪文書、有刺鉄線、謎のオブジェ…想像を絶する惨状に不動産執行人が遭遇!
差し押さえ・不動産執行の現場では日々、色とりどりな人間模様に出くわす。
それも多くは“絶望”を伴っているため、通常生活では触れられないであろう心境の人物、嗅げないであろう臭い、聞けないであろう嘆き、見られないであろう惨事……、およそ誰にも羨ましがられることはないのであろう苦い出会いのみが、ただただ蓄積されていく――。
「覚せい剤」
アンフェタミン類の精神刺激薬。脳神経系に作用し過剰なドーパミン作動を招くため、一時的な精神的快楽や性的気分の高揚、肉体的機能の一部高まりなどがみられる。
そのため、依存や乱用を誘発するケースも多く、中毒症状を発症すると筋肉の不自然な緊張、落ち着きのない挙動、幻聴に不安症と、脳への不可逆的なダメージから、統合失調症とも似た症状を引き起こす。
国内法では、麻薬及び向精神薬取締法とは別に「覚せい剤取締法」との単行法が設けられ、重い刑罰での規制が行われている――。
芸能界からは何故か頼んでもいない芸能人の薬物逮捕騒動という事案が定期的に届けられてくる。
もちろん差し押さえ・不動産執行の現場にもこのような事例は稀にある。
覚せい剤逮捕となった際には、大方の場合職を失うことになり、突然の資金繰り悪化から生活の立て直しを図ることは極めて難しく、滞った住宅ローンの支払や借りていた金の返済から我々がやってくることになる。
このような流れはいわば“王道”ルートとなるが、無論この“王道”から外れる事案もある。
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2024.10.02 20:00心霊覚せい剤中毒者の物件に遭遇!怪文書、有刺鉄線、謎のオブジェ…想像を絶する惨状に不動産執行人が遭遇!のページです。薬物、覚せい剤、ニポポ、不動産執行、暗黒物件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで