高層ビルが多い地域は「巨大地震」が来ない!? 地震予知を「電気的宇宙論」から解説、雨の日に地震が起きにくい理由も!
マグマには電流が流れているのだ。溶けた岩石であるマグマは電気を良く通す性質を持つ。また火山噴火でマグマが飛び出すと、火山雷と言う現象が起きる。飛び出したマグマから周囲に放電が起きるのだ。火山雷は通常、周囲の空気との摩擦による静電気が生じて起きると説明されるが、火山雷をよく観察すると空中に飛び出た瞬間、放電が起きる。つまり地中内部にあったときからマグマは電気を帯びていることがわかる。
つまり地球をほぼ一回りするマグマの帯は電流が流れるコイルと言える。コイルと地球磁気とが作用するとモーターになる。ファラデーモーターと言うもっとも単純なモーターが地球を自転させている動力なのだ。その証拠は地球の地形にも現れている。日本海溝、マリアナ海溝は、東側に弓形に湾曲している。これは地下にあるマグマがファラデーモーターの力で引っ張られているために出来た地形だ。同じ地形がカリブ海、サンドイッチ諸島を取り巻く湾曲した地形にも現れている。
マグマに流れる電流が強くなると自転速度が速くなり、マグマの周囲に放電が起きる。これが地震の原因だ。地震は岩盤内部での放電現象なのだ。放電が起きる花崗岩や玄武岩などは、誘電体と言う性質を持つ。誘電体は電気を溜めることができる。誘電体の例としてライターなどに使われている圧電効果があるが、誘電体は逆に電圧をかけると変形する。地下の岩石に電気がたまって放電が起き、岩石が大きく変形するのが地震の正体だ。
地震が放電現象であれば、地震が起こる前の前兆現象のほとんどは説明できる。また岩盤内部で放電が起きると、分極が起きる。分極は余震を説明する重要な要素だ。大きな地震のほとんどで、余震が発生する。余震は数日間続く場合もあれば、熊本地震のように数カ月も続く場合がある。余震は断層の歪が解放されることでは説明がつかない現象だ。多くの誘電体は、その内部が小さな方向性を持つ結晶で構成されている。結晶の向きはばらばらなので、圧電効果で変形する方向も異なる。しかし、一度高電圧を加えられると分極と言う現象が起きて、変形する方向がそろってしまう。分極が起きた状態では、低い電圧でも大きく変形する性質を持ってしまうのだ。余震は分極した岩石が変形する現象なのだ。分極が収まるまで余震が続くことになるが、その時間は岩石の性質、電気の量で異なる。
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2024.10.02 20:00心霊高層ビルが多い地域は「巨大地震」が来ない!? 地震予知を「電気的宇宙論」から解説、雨の日に地震が起きにくい理由も!のページです。火山、磁気、プレート、地震、コイル、USGS、マグマ、平清水九十九、避雷針、モーター、電気的宇宙論などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで