「令和南海トラフ巨大地震」は発生目前、今年後半か!? 過去の日向灘地震を分析して判明、覚悟を決めるべき時が来た!

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イメージ画像:「Gretty Images」

■南海トラフ巨大地震、まもなく

 実際、そのような懸念を補強する材料もある。過去の南海トラフ巨大地震において、その発生前に日向灘で大きな地震が起きたケースは確かに存在する。1944年12月7日の昭和東南海地震(M7.9)の2年前となる1942年、4月13日(M6.0)と8月22日(M6.2)の2回、日向灘で大きな地震が発生しているのだ。

 ただし、昨年の記事で紹介したように、黒潮の大蛇行(現在発生中)の期間に南海トラフ巨大地震が起きた前例はないという点も改めて指摘しておこう。現時点において、この大蛇行は少なくとも2019年の前半まで続くと予想されているため、これが終息してからが特に要注意となる。さらに、過去の南海トラフ巨大地震はすべて7~2月にかけて発生している点も軽んじることはできない。

 地震調査研究推進本部によると、今後30年間に日向灘でM7.1前後の地震が起きる確率は70~80%と極めて高く見積もられている。今回のように早々に「安全宣言」を発するなどもってのほか。国民の命を何よりも大切に考えるならば、日向灘でM7クラスの地震が起きれば、それを「合図」として、南海トラフ巨大地震に対する防災意識を高めるように改めて呼びかけることこそが重要なのだ。


参考:「木村政昭ホームページ」、「毎日新聞」、「NHK 鹿児島 NEWS WEB」、ほか

文=百瀬直也

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