岩崎隆一の死に様に捜査員が絶句!骨が見えるほど首切断、血が噴水のように… 小山智史さんは子どもをかばい…【川崎殺傷事件】
「こんな男がいるのか…」。捜査員も絶句したのが、28日朝に起きた〝川崎殺傷事件〟の犯人、岩崎隆一容疑者(51)だ。同容疑者は川崎市多摩区登戸新町の路上で、カトリック系学校「カリタス学園」の児童が集まるバス停を襲撃。文化包丁と刺身包丁を両手に持ち、無言で児童や保護者19人を斬りつけて回った。
犯行時間はわずか十数秒。刃こぼれを想定していたのか、岩崎隆一容疑者が背負うリュックサックの中にはさらに2本のスペア包丁が入っていた。この事件で小学6年栗林華子さん(11)と、子供の付き添いで同行していた外務省職員・小山智史さん(39)が死亡。重傷だった女性(45)と女児2名は快方に向かっているという。
事件直後を目撃した60代の近隣住民は「地獄絵図。小山さんと思しき男性は仰向けで目を見開き、路上に倒れていた。路面は血の海で、ひと目で瀕死であることが分かる状態。近くには無地のスカートが真っ赤に染まり、心臓マッサージを受けている女児もいた。それを見守る他の児童は泣き叫ぶというより、怯えて呆然としている感じ。大人たちが必死に『もう大丈夫だからね』と声を掛けていたのが印象的だった」と証言する。
司法解剖の結果、栗林さんの死因は失血。頚部(首)に1か所、深さ数十センチの刺し傷があったという。小山さんに至っては、目も背けたくなるような状況だ。社会部記者によると「刺し傷は首や背中に4か所。首の傷も深かったが、致命傷となったのは背中。子供たちをかばおうと犯人に背中を向けたところを、後ろから思いっきり貫かれた。死因は『心臓・大動脈刺創に基づく出血性ショック』。背中からの一撃が心臓に達していたものと思われる」という。
凶行を終えた岩崎隆一容疑者もまた、その場で首をかっ切り、絶命した。同日の服装は黒のTシャツにジーンズ姿で、黒の手袋をはめていたが、捜査関係者いわく「もとの服の色がわからないほど、血まみれ」。被害者の返り血に加え、自身の首から噴水のように流れ出る血で、すべてが「真紅」に染まっていたようだ。冒頭の捜査員が明かす。
「岩崎隆一容疑者の首の傷は被害者以上に深く、首の骨まで見えていた。普通じゃない。興奮状態とはいえ、自分の首を切断する勢いで切れる人間がこの世にいますか? ちょっと考えらない…」
岩崎隆一容疑者のズボンのポケットには約10万円の現金が入っており、一部で「逃走用の資金だったのでは?」と憶測も呼んでいるが、尋常ならざる精神状態であったことは明白だ。
“令和最初のモンスター”は、ただただ恐怖だけを残してこの世を去った――。
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