「脳は宇宙意識の受信機にすぎない、自我は宇宙意識の一部」科学者が断言! 利他主義や一体感の謎が解明し、スピと科学が融合へ

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画像は「The Conversation」より引用

 

 一般的に意識は脳が生み出していると考えられているが、英リーズ大学の心理学者スティーブ・タイラー氏は、意識は宇宙に備わった根源的な性質だと考えているという。その理由を「The Conversation」(6月6日付)で説明している。

・「Spiritual science: how a new perspective on consciousness could help us understand ourselves」(The Conversation)

 意識を脳に還元しようとするこれまでの科学的研究は、「なんら意味ある発見をしてこなかった」とテイラー氏は手厳しく批判している。

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スティーブ・タイラー氏。画像は「The Conversation」より引用

 人間の脳はわずか1.3kgのふやけたグレイマター(灰白質)の塊だ。それがどうして意識という豊かで深みのある非物質現象を引き起こせるというのか? これは“意識のハードプロブレム”と今日言われている問題である。

 この問題は意識を脳に還元する方法ではどうやら上手く解明できない。それで、デイヴィッド・チャーマーズやトマス・ネーゲルといった哲学者、クリストフ・コッホやジュリオ・トノーニなどの神経科学者は、脳が意識を直接的に生み出しているわけではなく、意識は宇宙に備わった根源的な性質だとするオルタナティブな見解を支持するようになったのだ。これを仮に「根源説」と呼ぶ。

 スティーブ・タイラー氏も根源説を支持する科学者の一人である。その理由は、これまでの標準科学では解決不可能なさまざまな問題が解決できるからだという。

 1つ目に、根源説ならば意識と脳の関係を説明することができるという。脳は意識を生み出してはいないが、宇宙に広がる根源的な意識を受信するレシーバーの役割を果たしているというのだ。

「人間の脳はとても複雑にできていますから、非常に強力かつ緻密に意識を受信し伝達することが可能です。我々は(おそらく)他の動物よりも強力で広がりのある意識を持っているのです」(タイラー氏)

 これに対し標準科学は、脳がダメージを受けると意識にも害や変質が生じるため、意識は脳が生み出していると反論するかもしれない。しかし、根源説を無効にするような反論ではないとタイラー氏は語る。例えば、ラジオの比喩を用いると、受信機であるラジオ(脳)にダメージがあれば、音(意識)が正常に出なくなる、というわけだ。

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