人は頭を切り離されたあとどれだけ意識があるのか? 科学的に検証…誰も知らない「斬首後の世界」

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人は頭を切り離されたあとどれだけ意識があるのか? 科学的に検証…誰も知らない「斬首後の世界」の画像1
シャルロット・コルデー。画像は「Wikipedia」より引用

 人間は首を切断された後も意識を保っていられるのだろうか?

 1793年、ギロチンで断頭されたシャルロット・コルデーの顔は処刑後に怒りの表情に変わり、1536年に斬首刑に処されたアン・ブーリンの首は処刑後に何かを話そうとしたと言われている。2人は首を切断された後も意識を保っていたのだろうか? 科学ニュース「Science Alert」(4月25日付)が検証している。

 脳は全身の20%という大量の酸素を必要とする器官である。頚動脈が切断されれば、酸素の供給が止まってしまう。多少の酸素は首を切断した直後も残っているかもしれないが、長くは続かないだろう。

 ただし、眼球や口を動かす筋肉や神経はまだ繋がっているため、それらを動かすことは可能かもしれない。たとえば、動物は頭だけになってもしばらくの間動くことができることが知られている。有名なところでは、20分前に頭を切断された毒蛇が中国人料理人に噛み付いたという話がある。

人は頭を切り離されたあとどれだけ意識があるのか? 科学的に検証…誰も知らない「斬首後の世界」の画像2
画像は「getty images」より引用

 ヘビほどではないが、もしかしたら、コルデーもブーリンも断頭後にわずかの間だけ意識を保ち、筋肉を動かすことができていたのかもしれない。

 ところで、最近の研究では人間は心臓が止まり、血液や酸素の循環が停止した後も、脳はすぐには活動を停止しないことが分かっている。そのため心臓発作から生還した人々の中に臨死体験をする人がいると考えられている。また、心臓停止30分後でも脳活動が見られたケースもあったそうだ。

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