【未解決事件】墨田区の「浴槽で折り曲がる老婆」! ググっても出ない平成のコールドケースを事件記者が公開! 

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 コールドケース。犯人検挙に至らぬまま、未解決になっている事件のことである。1000万人に迫る人々がひしめく首都・東京にも、真相が明らかにならないまま、“絶対零度”の世界に封じ込められて時を刻むことをやめたコールドケースが複数存在する。

 上智大生殺人放火事件、世田谷一家殺害事件……。マスコミが繰り返し取り上げる有名事件がある一方で、90年代から2000年代にかけて我々が暮らす街のあちこちに血塗られた負の遺産の数々が眠っていることをご存じだろうか。本連載では、事件記者が忘れ去られた「平成のコールドケース」の数々を振り返り、時代背景とともに検証していく――。<記事まとめはこちら>

【平成未解決事件3:墨田区、浴槽の老婆】

 東京は新陳代謝の激しい街である。ここ数年の高層ビル、マンションの建設ラッシュで街の様相は日に日に変遷。住民たちの顔触れも次々とすげ代わっていく。そんななかでも特にめまぐるしい変化を遂げたのが東京の東部に位置する墨田区押上だ。

【未解決事件】墨田区の「浴槽で折り曲がる老婆」! ググっても出ない平成のコールドケースを事件記者が公開! の画像1
画像は「Getty Images」より引用


 荒川を本流とする北十間川が流れ、田畑が広がるのどかな田園地帯であったこの地に東武伊勢崎線吾妻橋駅が開業したのが1902年。その後、形成された市街地は、1923年の関東大震災、44年の東京大空襲といった度重なる災禍で甚大な被害が出たものの、戦後も下町の賑わいを失うことはなかった。今年で開業7周年を迎えた東京スカイツリーがつくられることが決まってからは、大型商業施設やマンションが次々に新設され、風景を一変させた。「日本一の電波塔」の“城下町”として新たな歴史を刻んでいるこの街にも、血生臭い事件の記憶が眠っている。

「叔母と連絡が取れない」。当時の新聞報道によると、1995年10月18日、ひとりの男性が警視庁本所署を訪れ、対応した署員にこう相談を持ちかけたのが事件発覚のきっかけだった。

 男性が近くに住む叔母と最後に話をしたのが8月29日ごろ。それ以降、連絡が途絶え、音信不通になって1カ月半あまりが経っていた。

 本所署の捜査員と男性が北十間川沿いに建つ民家を訪ねたのがその日の午後3時ごろ。

 この時点で男性の叔母の身に何らかの異変が起きていたのは明らかだった。

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