ペンギンのレズビアンカップル、子育て名人だと発覚！ 育児も巣作りもノンケより上手だった！

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　だが、性格の違いは見られるという。年上のマラマはより雛に対して保護的で、好奇心の旺盛なロッキーの方は、雛に生活に必要な物事を教えることに熱心なようだ。今のところ育児は極めて順調に進んでいるという。

　トカナでも報じたように昨年９月には、デンマークのオーデンセ動物園で、同性の雄ペンギンのカップルが、育児放棄された雛の育児を自主的に行っている様子が目撃されている。同様の話はドイツやイギリスの動物園など世界中で報告されていることから、自然界において、同性のペンギンカップルが育児放棄された赤ちゃんペンギンの受け皿となっている可能性もあるだろう。

　同性愛は人間に特有の現象ではなく、ひろく動物界に見られる普遍的な現象だ。キリン、オオカミ、イルカ、ピグミーチンパンジー、ゴリラ、タツノオトシゴ……枚挙に暇がないほど、動物の同性愛行動は確認されている。もはや自然の摂理と言っても過言ではないだろう。そして、自然界においては同性カップルも種の存続のために重要な役割を担っているのだ。

　今後もベストカップルであるマラマとロッキーに見守られながら、雛がすくすくと育っていくことを願ってやまない。

参考：「The Independent」、ほか

TOCANA編集部

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