謎の高速電波バースト「FRB 180924」を逆探知、発生源の特定に成功! やはり宇宙人からのメッセージなのか!?

宇宙空間を切り裂く謎の“高速電波バースト”の発射地点が特定された。36億光年先の別の銀河から届けられていたのだ。
■謎のFRBの発射地点を“逆探知”
宇宙空間といえば、完全にシーンと静まりかえっているイメージがあるが、実際はどこからともなく放たれる超高速の電波がにぎやかに飛び交っているという何だか物騒な空間でもある。
いわばこの広大な宇宙には、どこに“スナイパー”が潜んでいるかわからない戦場のような側面もあることになるのだが、そうした謎の電波の中でも特に不可解なのが「FRB(fast radio burst)」と呼ばれる“高速電波バースト”である。これほどまでに強力で高速な電波がいったいどこから放たれているのか? そしてそこに何か目的や意図があるのか?

謎に包まれたFRBについて、先日画期的な研究成果が得られ、発表された。昨年に観測された単発のFRBの発生地点を特定することができたのだ。その“スナイパー”は36億光年先の銀河のかなたにいたのである。
「1回だけ放たれて消えるFRBを特定することは極めてチャレンジングな研究です」と、オーストラリアの研究機関「CSIRO(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation)」のキース・バニスター氏は語る。パルスのその瞬間は1ミリ秒以下という単発のFRBの研究となれば実に困難を伴うものであることは想像がつく。しかし今回、数カ月を費やした分析の末にようやくその発生地点を特定することに成功したのだ。
2018年9月にオーストラリアのASKAP電波望遠鏡の36本のアンテナを使って検出された「FRB 180924」と名づけられた単発のFRBについて、それぞれのアンテナに到達する時間の微妙な違いを計算することによってこのバーストの軌跡をさかのぼり、発生地点を“逆探知”することができたのである。
「ほんの数十億分の1秒というわずかな時間差から、私たちはこのFRBが属する銀河を識別しました」と語るのは研究チームの一員である豪スウィンバーン工科大学のアダム・デラー氏だ。
その次に研究チームは、ジェミニ南望遠鏡とケック天文台、さらにヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)を使ってFRB 180924の距離と他の特性をさらに分析した。
「ジェミニ南望遠鏡のデータは、FRBが約40億年前に遠くの銀河から発せられたことを確認しました」とジェミニ南望遠鏡を管理するチリのバルパライソーカトリック教会大学のニコラス・テジョス氏は話す。きわめて綿密な分析と計算の上によってFRB 180924の“現住所”が特定されたのだ。
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