ヴィーガンを貶める過激派ヴィーガンのヤバい実態! 凶暴な草食・反肉食人間列伝その1
――愛する肉を守るため立ち上がる「やや日刊カルト新聞社」藤倉善郎が寄稿! 過激派ヴィーガンのやばい話を暴露シリーズ「凶暴な草食・反肉食人間列伝」その1(全4回)
〈「動物にも権利があるから朝鮮人は焼肉屋をやめなければいけない」の何が問題なの? 朝鮮人が焼き肉以外の産業で生活できるようになれば良い。わざわざ動物を殺して金儲けをさせる必要はない〉
〈私は肉食者、動物虐待者を殺す事しか頭に無い〉
〈人殺しの犯人てほぼ肉食者やん。肉食者にはキレやすい精神異常者が多いからな〉
〈肉食者の吐く息って、ほんと屠殺場の臭いでめちゃめちゃ公害レベル〉
〈肉食者の治療費払ってるかと思うと、頭がクラクラしますよね。せめてベジ・ビーガンは別料金制で、減額してほしい〉
〈今までは菜食者が特別でキチガイ扱いされてたけど、これからは肉食者がそう見られる時代が来るかもな。 #来い〉
ヴィーガンを自称する過激派ヴィーガンの人々がTwitterに投稿した暴言の数々だ。もはや差別やヘイトスピーチと呼んでいいレベルのものもある。
もちろん、これらは「ヴィーガン」のごくごく一部による行為で、ヴィーガンという思想や生き方を代表するものではない。しかし過激な自称ヴィーガンや動物愛護活動家が、ネット上でヴィーガンのイメージを貶めていることは確か。こうした凶暴な「草食・反肉食」の実態を踏まえた上で、一般的なヴィーガンとの違いや、何が問題なのかを考えるべきなのではないか。
■繰り返される反ヴィーガン祭り
今年6月30日、NPO法人アニマルライツセンターがTwitterで公開した「牛のひみつ」なる漫画が炎上した。作者はヴィーガンを自称するベジ漫画Natsumi氏。漫画は酪農の従業員が「邪魔だ」と牛を殴るなどの描写で、牛乳の不買を呼びかけるもの。酪農の現場で一般的とは思えない内容に、すぐにネット上で批判が殺到。「ゴッ」という効果音つきで牛を殴る漫画の主人公が「邪魔だゴッ太郎」と命名され、Twitterでクソコラグランプリが盛り上がった。
今年のゴールデン・ウィークには、東京・台場で開かれた「肉フェス」会場周辺で「ヴィーガン」が畜産現場の「残酷写真」を並べ家族連れをドン引きさせた件がネット上で批判を浴びた。アニマルライツセンターが6月に東京渋谷で全屠殺場の閉鎖を求める「動物はごはんじゃないデモ行進」を敢行した際には、対抗して肉を食べながらデモと並走する「動物はおかずだ食い歩き祭り」がネット上で呼びかけれ、渋谷で20~30人程度が実際に肉を歩き食いする騒ぎに発展した(私自身が企画した張本人だが、ここまで大事になるとは予想外だった)。
ほんの数カ月の間だけでもネット上で頻発している「反ヴィーガン祭り」。しかし騒ぎの発端になっているのは常に「アニマルライツ系」(動物の権利等を主張して肉食や畜産に抗議する人々)だ。彼ら自身が「ヴィーガン」を自称していることからヴィーガンが批判されるが、一方でヴィーガン側からは「一般的なヴィーガンと動物愛護過激派は違う」といった反論もある。具体例に基づいて、その実情を見てみたい。
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