「牛乳のひみつ」炎上のアニマルライツセンターのヤバい真実とは!? 肉フェス炎上も…過激エコテロリスト列伝!

■肉フェス抗議で炎上した弁護士もアニマルライツ系?

 今年のゴールデン・ウィークに台場で開催されていた「肉フェス」の周辺で、「ヴィーガンになろう 搾取から脱却しよう」などというメッセージとともに畜産現場の「残酷写真」を並べて家族連れを恐怖に陥れたのは、箱山由美子弁護士。「ヴィーガン」を名乗る人物だが、このアピール活動への参加を呼びかけた際の箱山弁護士のFacebook投稿には、こう書かれている。

〈主に肉食について問題提起しますが、乳製品や卵、動物実験、毛皮、革製品、動物園水族館、狩猟、漁業、イルカ猟、競馬、サーカス、盲導犬、軍用犬、ブリーダーやペットショップ等による生命の売買、神事や文化伝統の名の下での虐待や虐殺など、あらゆる「動物搾取」からの「脱却」を呼び掛けたいと考えております。〉

 やはり、ヴィーガンという個人の生き方のアピールではなく、ヴィーガンの価値観に従うことを社会に要求する活動だ。しかも「肉フェス」を楽しみに来た家族連れに敢えて「残酷写真」を見せつけようとしているのだから、暴力的ではないが強い反感を買って当然だ。

 箱山弁護士は6月に東京渋谷ARCが全屠殺場の閉鎖を求める「動物はごはんじゃないデモ行進」を行った際にも、ARCのデモ隊ではなく、ARCに抗議して歩道を歩く「動物はおかずだ食い歩き祭り」の一群の中に敢えて混じって単独で写真を掲げていた。肉を愛する人に敢えて残酷写真を見せつけるのが好きなようだ。

(つづく)

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文=藤倉善郎

●やや日刊カルト新聞総裁兼刑事被告人 1974年、東京生まれ。北海道大学文学部中退。在学中から「北海道大学新聞会」で自己啓発セミナーを取材し、中退後、東京でフリーライターとしてカルト問題のほか、チベット問題やチェルノブイリ・福島第一両原発事故の現場を取材。ライター活動と並行して2009年からニュースサイト「やや日刊カルト新聞」(記者9名)を開設し、主筆として活動。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)
Twitter:@SuspendedNyorai

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