「ナチスは月の裏側に基地を造った」ブルガリアの研究者が断言! 人類が月を“再訪”できない決定的理由か!?

■今後の月面開発は急ピッチで進むのか

 ナチスのものではないにせよ、何らかの月面基地があるとして、特に人類の月面進出を妨害しないのであれば、今後すぐにでも人類は月面基地の建設に着手できるだろう。

 先に触れたように、昨年、中国は月の裏側に探査車を上陸させ、最終的に研究基地を建設することを目標に月面での4つの任務を計画している。中国の月探査計画で副総司令を務めている呉艷華(Wu Yanhua)氏は、中国に加えて、アメリカ、ロシア、ヨーロッパが現在、月面基地の建設計画を検討していると話している。

「ナチスは月の裏側に基地を造った」ブルガリアの研究者が断言! 人類が月を再訪できない決定的理由か!?の画像3
「Disclose.tv」の記事より

 月面への“再訪”こそなかったものの、宇宙開発において人類がこの50年で成し遂げた業績は目覚ましい。巨大な国際宇宙ステーションが建設され、人工衛星は今は多くの異なる惑星を周回し、太陽系における既知の惑星のほとんどを撮影している。そしてご存じのように火星進出計画、月資源の民間開発まで話は及んでいて可能性は膨らむばかりだ。

 そしてナチスもまた秘密裏に存在し続け、宇宙開発において驚異的な進展を遂げ、一足先に月の裏側に秘密の研究基地を建設したということになるのだろうか。記事はその答えを示してはいないものの可能性は間違いなくあるのだと言及している。

 もちろん多くの科学者は、1969年以前に誰かが先に月面に到達していたという主張をすべて否定するだろう。その一方でその主張を支持する声も数多い。そしてもしナチスの月面基地があり、今も機能しているとすれば、今後の宇宙開発で大きな脅威になるだろう。

「ナチスは月の裏側に基地を造った」ブルガリアの研究者が断言! 人類が月を再訪できない決定的理由か!?の画像4
「Disclose.tv」の記事より

 2012年公開のSFコメディ映画『アイアン・スカイ』では、46年ぶりに月の裏側に着陸した人類がナチスの基地を発見し、国際社会とナチスの間で宇宙戦争が繰り広げられる内容だが、本当に月面基地があるとすればコメディでは済まない話になる。

 さらにうがった見方としては、すでに世界の支配者層と月面のナチスとの間に“密約”が交わされている可能性もないとは言えない。とすれば今後の月面開発において近々大きな進展が見られるかもしれない。月面のナチスの存在は隠蔽されたたままトントン拍子で月面開発が進んでいくとすればチェックを怠ることはできない。

参考:「Disclose.tv」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

仲田しんじの記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

「ナチスは月の裏側に基地を造った」ブルガリアの研究者が断言! 人類が月を“再訪”できない決定的理由か!?のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで