テポドンゆうすけこと吉満勇介の実像を半グレ関係者に直撃!「アウトセブンのナンバー2でインフルエンサーで稼ぎ頭」

 平成に衰退した暴力団に代わって、勢力を拡大させた犯罪集団「半グレ」。振り込み詐欺や脱法ドラッグ販売など、さまざまな闇ビジネスを展開するために離合集散を繰り返す暴走族出身者などを指す言葉だ。

 半グレは暴力団と異なり、構成員も曖昧で、事務所などの明確な根城を持たず、暴力団対策法や暴力団排除条例による規制もきかない。彼らのほとんどが犯罪集団とカタギの2つの顔を持ち、高学歴者も多数存在。彼らの知識を取り込みながら、ネットを使った詐欺など、さまざまな闇のビジネスモデルを構築し、そこで儲けた金を土地や株などの正業に投資してさらに肥大化させている。

 そんな半グレの最前線を取材して話題となったのが「NHKスペシャル」だ。特に、大阪の拳月(ケンムン)こと相良正幸氏と、テポドンこと吉満勇介氏はネットでも大きな反響があった。

 拳月こと相良正幸氏は某月刊誌で特集を組まれたので、トカナではテポドンこと吉満勇介氏について大阪の半グレ関係者の声を聞いて実像に迫りたい。


●テポドンこと吉満勇介氏とは?

「テポドンは大阪の半グレの母体といわれるグループ「強者(つわもの)」の出身者では無いことは確かです。だけど、いつの間にか上に上がってきて、今では準暴力団「アウトセブン」のナンバー2に収まりました。確か、テポドンは「強者」がごたついていた時は刑務所に入っていたはず」(大阪半グレ関係者A)

 かつての大阪では、すでに解散した「強者」が半グレ界のトップに君臨しており、その地位を脅かすグループは出なかった。それは「強者」の高い結束力のほかに、ミナミという地の利を生かしつつ、様々な暴力団関係者との接触もあったからである。

 そんな「強者」だったが、準指定暴力団指定される直前、幹部らが多くの事件を引き起こし解散に追い込まれてしまった。その解散後に分散した者が集まってできたのが、今大阪を代表する半グレの「アビス」や拳月率いる「アウトセブン」などだ。

「「アビス」は比較的若いグループでしたが、「アウトセブン」は拳月氏の個性や人柄で付いて行った年長者が集まったグループです。そんな「アビス」は昨今、色々な暴力団に利用され、当時リーダーだった20歳の子もどこかに消えてしまいましたが、「アウトセブン」は拳月さんの個性で生き残っています」(前出A)

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