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トム・デロング率いる宇宙人調査隊が“エイリアン合金”を入手！電磁波で浮かぶ… リバースエンジニアリングで組成分析へ！

2019.08.16 12:00 文＝仲田しんじ

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■電磁波で浮かぶ物質なのか

　TTSAのプレスリリースによると、これらの素材の一部はジャーナリストでUFO研究家であるリンダ・モールトン・ハウ氏が所有しているもので、2004年に「Xcon」で発表されたものであるということだ。

　会議でハウ氏が行った講演では、この“エイリアン合金”は適切な量の電磁気と特定の高周波を帯びることで“リフティングボディ”になる可能性があることが示唆されているという。特定の条件下で揚力が生じる物質ということなのだろうか。

トム・デロング率いる宇宙人調査隊がエイリアン合金を入手！電磁波で浮かぶ… リバースエンジニアリングで組成分析へ！の画像3 — 画像は「YouTube」より

　かつてデロングはジョー・ローガン氏のポッドキャスト番組の中で「十分なテラヘルツ波を浴びせれば浮かぶんだ」と、この“エイリアン合金”を指すと思われる発言をしているという。ということは、この合金で作られた機体のUFOは、電磁波を使って浮遊しているというのか。

　謎の“エイリアン合金”について興味は尽きないのだが、まだ予断は禁物だとする声も上がっている。

　ポッドキャスト番組「The Mad Scientist Podcast」の司会を務め、化学工学の博士号を持つクリス・コグスウェル氏は、この“エイリアン合金”のマグネシウムとビスマスの層がかなり一般的であり、科学によって簡単に説明できると解説している。そして既存の分析技術で1カ月もあればこの“エイリアン合金”の製造方法と、製造に値するものであるのかが判明するはずであるという。つまりTTSAが現在この合金を緻密に分析しているのであれば、続報が届くのはそう遠くないはずであるということになる。

　UFOに関連する物証について、そのまま信用することがあってはならないが、あのTTSAが主張しているのであれば当然注目に値するものにはなるだろう。一抹の期待を抱きつつ次の発表を待つことにしたい。

参考：「Sputnik News」、「VICE」、ほか

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文＝仲田しんじ

仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター　@nakata66shinji

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