中国に「1兆ドルの貿易戦争兵器」があると判明! 発動すると何が起こる!?【米中貿易戦争】

 目下、国家の威信を懸けた貿易戦争の真っただ中にある米中だが、ここにきて中国が禁じ手に打って出るのではないかと警戒感が高まっている。それは戦局を一気に終焉へと導く“核オプション”だ――。

■中国は米国債の大量売りに出るのか

 米中貿易戦争でついに中国が“核攻撃”を選ぶのではないか――。経済戦争、貿易戦争ではもちろん軍事兵器が使われることはないが、以前から中国にはアメリカとの経済戦争において「核オプション」があるといわれている。その“核攻撃”とは核戦争にも匹敵する破局的結果を招くといわれる中国による米国債の大量売りだ。

 ご存じの通り8月5日には1ドル=7元という約11年ぶりの人民元安を記録し、トランプ大統領から「為替操作国」のレッテルを貼られた中国だが、その反撃の一手に米国債の大量売りがあるのだろうか。

 中国が保有する米国債は1兆1000億ドル(約117兆円)にも上り、それがもし一度に叩き売られるとすれば、アメリカ経済のみならず世界経済に大きな混乱をもたらすことになると経済理論上は考えられている。具体的には大量の米国債が放出されれば、価格が値崩れし、利回りと金利が急騰し、アメリカの借入コストが急上昇する。

中国に「1兆ドルの貿易戦争兵器」があると判明! 発動すると何が起こる!?【米中貿易戦争】の画像1
「CNN Business」の記事より

 また米国債の利回りは企業および消費者の信用のベンチマークとして機能するため、企業債務、住宅ローン、自動車ローンの金利が上昇し、アメリカの経済成長にブレーキをかけることになる。

 はたして“核攻撃”の日は近いのか。8月7日付の「CNN Business」の記事では、実際にはその日はやって来ないのではないかと解説している。その根拠は2つあり、1つは米国債の大量売りをしても中国の望むような状況を作り出せないことと、もう1つはそんなことをすれば中国経済にも悪影響が及ぶからであるという。

「(米国債大量売却は)おそらく最も効果的なツールとはなりません」と外交問題評議会(CFR)の上級研究員で元アメリカ財務省のエコノミスト、ブラッド・セッツァー氏は語る。

 中国は最近、人民元を下支えする措置を講じており、人民元安はその警告サインであるという。しかしトランプ大統領は、米政府が9月の米中貿易交渉に望みをつないでいても、まだまだ立て続けに経済制裁に打って出る可能性があるいうことだ。

中国に「1兆ドルの貿易戦争兵器」があると判明! 発動すると何が起こる!?【米中貿易戦争】の画像2
「China Briefing」の記事より

 これは米中貿易戦争がさらにエスカレートする可能性を示しており、もしも今以上に緊張が高まった時に懸念されてくるのが米国債の大量売りなのである。つまり中国が後先考えずに単純にアメリカ経済に打撃を与えたいと考えた場合のみ、この“核攻撃”が実行に移される脅威が高まるのだ。

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