大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行されたと発覚! 他者の夢に干渉する“ドリーム・テレパシー”を証明!

 かつて人気ロックバンドのコンサートで“テレパシー実験”が行われていたという。科学者たちが真剣に計画したこれらの実験では、盛り上がり最高潮のコンサート会場から就寝中の人物にオーディエンスがテレパシーを送ったのだ。

■かつて盛んに行われた“ドリーム・テレパシー”実験の数々

 きわめて印象的な夢を見た時、それは誰かからのメッセージかもしれないと思ったことはないだろうか。かつて科学者たちの間で、テレパシーを送って他者の夢に干渉することができるのかどうか、何度となく実験が繰り返されていたのだ。

 夢を通じてコミュニケーションができるという“ドリーム・テレパシー”の考えは新しいものではない。精神分析学の父であるジークムント・フロイトも、“ユング心理学”を創始したカール・グスタフ・ユングも夢を見ている時に起きているコミュニケーションを信じていたといわれている。

 1960年代になると、精神科医のモンタギュー・ウルマン氏らは米・ニューヨークのマイモニデス医療センターに「ドリームラボラトリー」を設立し、本格的にドリーム・テレパシーの研究に着手している。

 ドリームラボラトリーの実験室では、“発信者(sender)”がテレパシーを送り、それを睡眠中の“受信者(receiver)”が受け取り、見た夢の内容を報告する実験が繰り返し行われた。

 たとえばある実験は、フランスの印象派の画家、エドガー・ドガ作の『ダンス教室(Classe de danse)』の画像が発信者に見せられ、そのイメージを別室で眠っている受信者にテレパシーで送るというものだった。

大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行されたと発覚! 他者の夢に干渉するドリーム・テレパシーを証明!の画像1
エドガー・ドガ作の『ダンス教室(Classe de danse)』 画像は「Wikipedia」より

 目が覚めた受信者は夢の内容を下記のように報告している。

「10人くらいの人がいる学校にいました。1人の少女が私と一緒に踊ろうと誘うんです」

 夢の中にこの絵画が現れたのだとすれば、適切な状況描写と言ってもよさそうだ。

 ほかの多くの実験でも、面識のない人々との間でさえ、ある程度の“ドリーム・テレパシー”の現象が起こることが示されたという。そしてドリーム・テレパシーがなぜ、どのようにして起こっているのかはわからないものの、現象として存在することは間違いないとウルマン氏らは結論づけた。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行されたと発覚! 他者の夢に干渉する“ドリーム・テレパシー”を証明!のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

スピリチュアル最新記事

死後の世界を目撃すれば生き方が変わる!

スピリチュアル

ホピ族の予言「赤い帽子の男」とは!?

予言・予知

人気記事ランキング更新