大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行された
大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行されたと発覚! 他者の夢に干渉する“ドリーム・テレパシー”を証明!
■コンサート会場から集団テレパシー実験
個人の間でドリーム・テレパシーの現象が起こっていることを確信したウルマン氏らは、送信者が複数いて同時にテレパシーを送れば、その強い“念力”でより確実に受信者へと情報を送ることができるのではないかと考えた。
そこで音楽のコンサートを活用したユニークな実験をいくつか実行している。
まず手始めに1970年3月15日に行われたのはフォークバンド「ホーリー・モーダル・ラウンダーズ」のコンサート会場で行われた実験であった。
集まった観衆に実験の趣旨を手短に伝え、「If You Want to be a Bird」というタイトルの曲が演奏されている間にバックスクリーンに映し出される“鳥”がテーマのビデオ映像を、テレパシーにして発信することが観衆たちに求められた。
このコンサート会場から半径約160キロ圏に住む5人の受信者は、コンサート開始時間までに計画的に就寝していた。ちなみに5人とも、このコンサート会場の位置はよくわかっていた。
そして受信者は起床後に夢の内容をそれぞれ報告したのだ。
受信者の1人は「フェニックス(不死鳥)が見えた」と話している。ビデオクリップの中にはフェニックスに見える映像もあり、実際にフェニックスは曲のテーマの1つでもある。また別の1人は、異なるシチュエーションでやはりフェニックスのようなイメージを見たと報告している。
2人は“ヘビ”や“ブドウ”を見たと話していて完全に“ハズレ”であったが、残る1人の受信者はアメリカの有名シンガーのリッチー・ヘブンス氏で、彼は「海の上を飛ぶ多くのカモメ」を見たということで“正解”であった。したがって“正答率”は5分の3であったことになる。
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