大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行されたと発覚! 他者の夢に干渉する“ドリーム・テレパシー”を証明!
■人気ロックバンド「グレイトフル・デッド」のコンサートで実験
翌年の1971年には、アメリカの人気ロックバンド「グレイトフル・デッド(Grateful Dead)」の6回ものコンサートで実験が行われた。彼らはかねてからESP(超能力)やテレパシーに関心を持っており、実験への協力を快諾してくれたのだ。
ニューヨークの各地で行われたコンサートはそれぞれ2000人の観客が集まり、彼らは演奏中の特定の時間にスクリーンに映し出された映像をテレパシーに変えて、ドリームラボラトリーの実験室で眠るイギリス人超能力者、マルコム・ベッセント氏に送ったのだ。ちなみに観客たちはテレパシーを受け取るベッセント氏の写真をあらかじめ見せられている。
実験直前に実際に観客に示されたのは次のような文言だ。
1. あなたはこれからESP実験に参加することになります
2. 数秒後に写真が映し出されます
3. 自分のESPを使って写真をマルコム・ベッセント氏に“送信”してください
4. ベッセント氏はこの写真を夢の中で見ようと試みます。ぜひうまく“送信”してください
5. ベッセント氏は現在、ドリームラボラトリーにいます
この指示の後、ランダムに選ばれたアート画像がスクリーンに投影されたのだ。
またこの実験では同時に、ドリーム・テレパシー実験に関係のない第三者が傍受できるのかどうかという試みも行われており、コンサート会場の場所を知らされた女性の受信者が別の部屋で眠っていた。
6つのコンサートが終わり実験結果が明らかになったのだが、傍受する実験においては1つしか“正答”はなかったものの、本命であるベッセント氏は6つのうち4つの“正答”を引き当てた。ちなみにその中の映像の1つに、アメリカ人アーティスト、スクラリアン作の「The Seven Spinal Chakras(7つの脊柱チャクラ)」の絵もあったということだ。
こちらの実験では“正答率”は6分の4とさらに高まったことになる。やはりドリーム・テレパシーの現象は実際にあり、しかも送信者の人数が増えるほど精度が高まることが示唆されることになった。現在この分野の実験は行われていないようだが、時代を超えて引き継ぐに値する興味深い研究対象ではないだろうか。
参考:「Daily Grail」、「Conscious Reminder」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊大物ロックバンドのライブで壮大な「超能力実験」が実行されたと発覚! 他者の夢に干渉する“ドリーム・テレパシー”を証明!のページです。夢、超能力、仲田しんじ、超心理学、念力、コンサート、ドリーム・テレパシー、ESPなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで