米科学者、ついに大地震の予知方法の発見に近づく!
米科学者、ついに大地震の予知方法発見に近づく! 小さな地震が大地震の前に多発すると実証…地震予知のブレークスルー!
大地震の予測は人類の悲願であるが、その実現にまた一歩近づいたかもしれない。米ロスアラモス国立研究所の地震研究者たちは、ごく小さな地震が大きな地震の前に多発していることを実証し、予測精度の向上にも自信を見せている。米「Los Angeles Times」(8月20日付)ほかが報じた。
・Scientists finally know how big earthquakes start: With many smaller ones (Los Angeles Times)

「地震学における最大の問題の一つは、どのように地震が始まるかです」
そう話すのは米ロスアラモス国立研究所の地震学者ダニエル・トラグマン氏である。トラグマン氏のチームは2008〜2017年に米南カリフォルニアで起きたマグニチュード4以上の地震について、本震の前に起こる前震活動を調査した。すると、中〜大規模な地震の72%で、数日〜数週間にわたって小さな地震が多発していたことが明らかになった。
研究にはマグニチュード0以下のごく小さな地震も検出できる、従来より高性能の地震計が使われた。そのおかげで、これまで見つけることができなかった多くの前震活動を発見できたのだという。

トラグマン氏らが南カリフォルニアで起きた46回のマグニチュード4以上の地震に注目して分析を行ったところ、そのうち33回で前震とみられる微弱な地震の回数が統計的に有意な急上昇を示していた。例えば、2014年3月に起きたマグニチュード5.1の地震では、本震の17日前にマグニチュード0から1程度の小さな前震が見つかっている。
研究によると、前震は本震の数日から数週間前に現れ、その中央値は16.6日であった。その多くは本震の震源地となる場所の近隣で起きていたが、より広範囲な地域に現れることもあった。
残念なことに、この研究では大きな地震につながるような前震のパターンの特定には至っていない。だが、この知見は緊急地震速報システムの向上に役立つとしい、大きな地震の発生リスク計算の精度向上や、いざ大地震が起こり始めた時、より素早く警報を出せるようになるという。論文は今年7月に専門誌「Geophysical Research Letters」に掲載された。
地震研究は日進月歩。大地震を予測するシステムが完成する日が待ち遠しい。
参考:「Los Angeles Times」「Herald Publicist」「Geophysical Research Letters」ほか
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