高級品を不当に値引きさせて買う「押し買い」業者に直撃!「貴金属出すまで帰りまへん」極悪手口が判明:犯罪インタビュー

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画像は「getty images」より引用

 今、全国で問題となっている「押し買い」。

 その被害は大きく、独立行政法人国民生活センターに寄せられた相談件数は2016年に8656件、2017年に8431件、2018年に6644件だった。2019年度も同程度の相談件数になりそうだ。

 押し買いとは、不用品となった高額な商品を無理矢理買い取る業者のことである。

 それが消費者の求める正当な行為であれば、良心的な業者と言えるが、悪質な業者が増加しているのだ。年々増加する押し買いを規制するため、2013年に特定商取引法が一部改正になったほどだ。

 トカナでは全国的に押し買いをしている大阪市浪速区に本社を置く業者と接触し、その本音をインタビューで聞き出すことに成功した。まだ摘発されていないので、担当者の名前は伏せる。

――押し買いとは実際どのような行為ですか?
「電話などで不用品はありませんか? とアポ電をして、その家に行き、色々な高価なモノを買い取る行為ですわ」

――相手が買って欲しいと望むモノ以外も?
「相手が買って欲しいとか要らないモノは、私らも要らないんですわ。それを買い取るのは捨て金で、実際はもっといいモノを安く買い叩くのが目的です」

――大体どんなモノを買い取るのですか?
「一番買い取ってほしいと言われるのは古着とか和服ですね。だけどこんなの買い取っても数百円にしかなりません。それらは目的ではなく、タンスにしまっている貴金属やブランド品を買い取るのが目的です。和服とか古着を買い取るというのは、いわば撒き餌ですわ」

――そのことを相手は納得しているのですか?
「納得せえへんかったら、ワシら泥棒や強盗になりますやろ。当然納得して買い取りの同意書にハンコ押してもろてます」

――たとえば貴金属だったら、その日の金の相場で買い取るのですか?
「ケースバイケースですわ」

――つまり相手を選んで値段を変えているのですか?
「ワシらの訪問を喜ばれるのはご高齢の方です。その日の金相場など分かる人はほぼいません。反対にワシんとこの社員がその日の金相場で買い取ってきたら怒鳴りまっせ」

――相場では買い取っていないということですね?
「買い取ってませんわ、正直に言うて」

――買い取ったモノはどこに流しているのですか?
「古着とか和服はフリマアプリ使って二束三文で流してますね。それとか西成に泥棒市は無くなりましたけど、古物を買い取る市場あるんですわ。そこに付加価値のあるモノは流しますね。ワシらの仲間に古物の免許持っているのがおるんで」

――ブランド品は?
「ブランド品なども同じですわ。ブランド品はお年寄りが多いから廃盤商品とか多いんで、限定とか、今では手に入らないレアな商品とか、フリマアプリで煽ればすぐに売れてしまいます」

――詐欺ですよね?
「買い取りは詐欺みたいなもんですわ。だけど相手も納得してることですから」

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