「世界一面白いおならの音」が科学的に判明! 176種類から、科学者が分析して数式化!
大きなおならの音を聞くと、子どものみならずいい年をした大人であっても、ついつい笑ってしまいそうになることがある。それでは一体、世界一笑えるおならの音とはどんなものなのか? この難問にイギリスの音響専門家や科学者らが挑んだと、今月21日付の英「Daily Star」が報じた。
・Scientist reveals the secret formula for the world’s funniest fart (Daily Star)
「世界一面白いおなら」——このユニークな問題を解決すべく立ち上がったのは、イギリスの老舗コミック雑誌「Beano」である。チームでは世界的音響機器メーカー「Bose」のスペシャリストや博士号を持つ人気サイエンスライターのヘレン・ピッチャー氏らをアドバイザーに招き、176種類に及ぶ様々なおならの音を収集、さらに、幅広い年齢のボランティアの投票で「面白いおなら」を選出、その結果を統計的に分析した。そしてついに、おならにまつわる様々な要素を組み合わせて「おならの面白さ」を示す数式を開発したというのである。
調査によって判明したのは以下のようなことだ。
・音が大きくて長い「激しいおなら」ほど面白い。最も面白いおならの音は最もつまらないものの2倍音がうるさく、1秒長かった。
・女性より男性の方が5%おならを面白く感じる。また、子供は大人より23%おならを面白く感じやすいが、18〜24歳の若者はあまり面白がらない。
・周囲に子供がたくさんいるほど、大人もおならを面白く感じる。
・恥ずかしい状況であればあるほど面白く感じられる。たとえば、隣にいる友人のおならより、テレビのコメンテーターが放送中にしたおならの方が面白い。
これらの結果から、おならを聞いた時に感じる面白さ(F)を示す、次のような数式が作られた。
F=(I×L)^S×k/(A×g)
それぞれの記号が示すのは、I:おならの音の大きさ(dB)、L:おならの長さ(秒)、S:社会的な恥ずかしさ(1〜3で点数をつける)、k=その場にいる子供の数、A:聞いている人の年齢、g:性別係数(女性は1.05)である。計算して出てきた数値が大きいほど面白いおならということになる。
調査の結果、最も面白いとされたおならはロンドンにあるBoseの店舗で聴けるようになっているほか、8月20日に「Beano」がYouTubeに公開した動画でも公開されている(1分28秒頃から)。面白いかどうかは……それぞれの判断にお任せする。
参考:「Daily Star」「Beano」「YouTube」ほか
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2024.10.02 20:00心霊「世界一面白いおならの音」が科学的に判明! 176種類から、科学者が分析して数式化!のページです。イギリス、数式、おなら、面白さなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで