「ヒキガエル・ドラッグ」ヒキガエルの分泌物を吸引すると幸福感が1カ月続くと判明! たった1度で効果絶大!
露天販売のセールストークで“ガマの油”は万病に効くといわれてきたが、確かにカエルの“脂汗”には大きな秘密があるのかもしれない。アメリカに生息する毒ガエル、コロラドリバーヒキガエルが流す分泌液で人は幸せになれるというのだ。
■ヒキガエルの粉末を吸引してメンタルヘルスが改善
抗うつ薬、向精神薬にはさまざまな種類の薬剤があるが、いずれも懸念されるのは服用に伴う副作用だろう。そこで近年注目されているのが、自然由来の向精神薬といわれている5-MeO-DMT(5-メトキシ-N,N-ジメチルトリプタミン)である。この5-MeO-DMTはいくつかの植物と、コロラドリバーヒキガエルの皮膚に含まれている。
5-MeO-DMTにはどれほどの効き目があるのか。オランダ・マーストリヒト大学の研究チームが先日、「Psychopharmacology」で発表した研究論文では、実験を通じてコロラドリバーヒキガエルの皮膚の粉末がメンタルヘルスの向上にきわめて優れた効能を持つことが報告されている。しかもその効き目は1度の処方で1カ月も続くというのだ。

世界各地から参加した42人がコロラドリバーヒキガエルの粉末を吸引する前と吸引してから24時間後に、今の気分を詳しく計測するテストを受けた。
参加者の中には各種の精神疾患の症状を持つ者もいたのだが、粉末を吸引することで、不安、抑うつ、心的外傷後ストレスの症状が緩和・軽減したと報告している。
42人のうちの24人は4週間後にも同様のテストを受けたのだが、ここでも24人のほとんどが、自分の人生について前向きになり、精神的に充実し、逆にうつ気分や不安、ストレスが減ったと申告している。たった1度の吸引でその効果は1カ月も続いていることになるのだ。
研究チームによればコロラドリバーヒキガエルから抽出した5-MeO-DMTのほうが、植物や真菌類から抽出したものよりも向精神薬効果が高く効き目が長続きするということだ。精神疾患の治療において、思わぬ形でコロラドリバーヒキガエルに注目が集まっているようだ。

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