かつて北関東に出没した「殺人お菓子おじさん」の謎! 紳士のふりして… 子どもが次々餌食にされた実態暴露
荒牧さんらが住む町に、その“手下”ともいうべき少年たちを引き連れて、しばしばフラリと現れたというその「お菓子のおじさん」。彼ら一行は、荒牧さんら地元の子供たちが遊ぶ広場などに現れては、少しの間、お菓子を子供たちに与えていたという。しかし実はこの「お菓子のおじさん」、今でいうところの「少年たちへのいたずら」を目的とした性犯罪者であったと考えられるのだ。
「……広っぱなんかでお菓子をもらうでしょ。するとね、そのおじさんが何人かの子に声をかけて、家に来ないかと誘うわけ。家にくれば、もっと美味しいお菓子やおもちゃがあるからって。けど、ついていっちゃうとね、もう戻って来れないっていう噂があったのよ。だから私らなんかは、最初にもらえる小さいお菓子だの、綺麗な絵のカードなんかだけもらって、それ以上は欲をかかずにね、おとなしく家に帰ったもんなんだよ。まあ、実際のところはわからないんだけれども、たしかに今思い返してみると、そのおじさんが来るたびに、その後で、何人かの子が広っぱに来なくなったっていう記憶があるね」
今では当時のことを知る人も少なくなったとあって、この「お菓子のおじさん」をめぐる疑惑については、その真相を探る術もなく、もしかすると、彼自身、恵まれない子供たちにお菓子を振る舞うだけの“あしながおじさん”的な存在であった可能性も否定できないが、米国では「キャンディマン」の別名で知られる大量殺人鬼、ディーン・コールによって、30人近い少年が殺害された事例もあるだけに、なんとも気がかりなところである。
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2024.10.02 20:00心霊かつて北関東に出没した「殺人お菓子おじさん」の謎! 紳士のふりして… 子どもが次々餌食にされた実態暴露のページです。奇習、日本奇習紀行、少年愛、北関東、あしながおじさん、お菓子などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで