米軍が70年間「反重力」研究を続けていることは紛れもない真実! ガチの公開資料で判明!

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画像は「War Zone」より

 ペンタゴン内で2012年まで存在していた極秘のUFO調査計画「先進的航空宇宙脅威認定プログラム(AATIP)」では、様々な推進システムに加えて「反重力の航空宇宙応用」が研究されていたことが明らかになっているが、米軍の反重力研究は今に始まったことではないようだ。

 軍事ニュース「War Zone」(10月29日付)によると、なんと米軍は70年も反重力を研究してきたという。

 米空軍の反重力研究は、1968年~1991年まで米・シンシナティ大学の物理学者だったルイス・ウィッテン教授の研究から始まった。ウィッテン教授のキャリアは重力、量子重力、一般相対性理論の研究にささげられている。

 ウィッテン教授は50年代にロッキード・マーティン社の前身であるグレン・L・マーティン・カンパニーの副社長ジョージ・S・トリンブルにリクルートされ、航空技術の技術的発展に特化した部署に配属される。ウィッテン教授がリクルートされた理由は、“反重力”の研究のためだったという。特にトリンブルは反重力研究の急先鋒だった。

 ウィッテン教授は、後にライト・パターソン空軍基地での反重力研究にも加わり、空軍でも反重力研究を行っていたそうだ。

 しかし、何もウィッテン教授の経歴がとりたてて異色というわけではない。航空ジャーナリストのアンセル・タルバート氏の調査によると、50年代にはほとんど全ての北米の航空会社が重力に関する研究を行っており、科学者らは反重力の実現について楽観的だったという。そうした中、空軍が反重力に注目したのも当然の成り行きだっただろう。

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画像は「War Zone」より

 しかし、70年代に入り、直接的な軍事研究以外を禁止するマンスフィールド修正条項によって、抽象的な反重力研究は下火になっていった。とはいえ、民間での反重力研究は引き続き行われており、空軍も影に日向に関わってきたそうだ。

 そして2006年、米軍研究所(AFRL)の要請で行われた研究では、2050年までに実現する未来の推進システムが紹介された。高周波電磁場を利用した推進薬なしのエンジンである。反重力という言葉こそ出てこないが、根本にある発想は類似している。その後も電磁場を推進力にしようとする研究は続いている。

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