MDMA、麻薬、銃、剥製…税関の押収品がズラリ！ 珍スポ「東京税関情報ひろば」が超絶楽しい…村田らむがツッコミルポ！

• 
• Xでポスト
• 

　そして密輸入しようとした事例も、そのものや立体模型で展示してあって楽しい。

　缶詰の中に大麻樹脂を隠す、ぬいぐるみのおなかに大麻草を隠す、サーフボードの中に大麻とMDMAとLSDを隠す、木の彫刻のお腹部分を穴をあけて中に覚せい剤を詰める、アルバムの表紙にあへんを貼る…などなどかなり凝った隠し方をしている。人が物を隠した場所を見るのってなんだかとても楽しい。

　体内に飲み込み密輸される大麻樹脂の見本もあったが、ひとつひとつがかなり大きかった。でかいカプセルをこんなにたくさん飲み込むの無理だわ……と思った。

　麻薬だけではない。金塊や拳銃を密輸しようとしている人も少なくない。それらもやはりなんとか隠して持ち込もうとしている。

　古い映画などでたまに見る、本をくり抜いて拳銃を隠しているものもあった。腹巻きに入れて密輸されようとしていた拳銃は、お約束のソ連製のトカレフだった。昔はこんな工作で税関検査を通りぬけられると思っていたんだと逆に驚いた。

　先日、韓国に旅行した時、射撃場へ行った。４種類の拳銃を撃ったが、そのうち３種類がオートマチック拳銃だった。リボルバー拳銃は撃ったあと薬莢が拳銃内に残るが、オートマチック拳銃は排出される。

　そして排出された薬莢の一つがジャージの胸から飛び込みポケットの裏に入りこんでしまった。しかし自分では気づいていなかった。

　帰りの空港での検査では一発で見つかった。もちろん空の薬莢一つでは問題にはならず、お土産として返してくれたくらいだったが、そんな小さなものでも見逃さないのだ。今の検査体制で、拳銃本体を隠して持ち込むなんて絶対ムリだよな……と思う。

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2
 
• 3
 
• 4
 
• 5

関連記事

• 

  【ドヤ街】覚せい剤の町・西成で見つけた「ヤバすぎる張り紙」5つ！ コンビニにありえない注意書き、壮絶事件…村田らむ取材！

• 

  群馬の「命と性ミュージアム」は途方もないエロスが全開！「いやらしい２号」も…村田らむが取材！

• 

  韓国最大の反日施設『独立記念館』に村田らむが潜入！閲覧注意レベルの怖い日本人、拷問股裂き、慰安婦再現模型も…

• 

  京都の朝鮮人スラム街「ウトロ地区」を村田らむが取材！ “在日のふるさと”で攻撃的看板も発見…現在は!?