今年の台風被害拡大は“先人の教え”を軽視した結果だ! 「住んではいけない土地」の見分け方4つを伝授、東京は地価暴落か!?
■令和の時代、土地の価値観は激変する!
では、いったいどのような土地なら比較的安全な土地と言えるのだろうか。前述のツールを駆使して、筆者が住む小平市花小金井6丁目を調べてみた。当地は「地震に関する地域危険度測定調査」で「危険度2」、5177 町丁目中の危険度ランキングは2819位。比較的安心な土地ということがわかる。「洪水」「土砂災害」「津波」について調べても、幸いにも高リスクを示す情報は得られない。ただし、マップを広域化すると、約6km南には台風19号で氾濫した多摩川流域の洪水危険エリアがあり、約10km北東も同様に荒川の危険エリアとなっているので油断は禁物だ。
あなたが不動産を購入する際は、くれぐれも今回の記事で紹介したような情報を事前に把握し、まずは昔どのような土地だったか調べるべきだ。場合によっては、地方史などの文献にもあたってみる入念さが必要かもしれない。
ここ数カ月のうちに起きた一連の台風・大雨被害によって、所謂「セレブエリア」が安全とは限らず、むしろ危険地帯だったという(開発業者などにとっては)“不都合な真実”が露呈した。新元号のスタート早々に起きた水害ラッシュを経た今、令和の時代には日本人の「土地の価値観」が大きく変わるのではないだろうか。これからも、地震や水害は間違いなく、そして容赦なく日本に襲いかかる。この国では本来、「災害からのサバイバル」ができる土地こそ真の意味での一等地となるべきなのだ。
参考:「東京都都市整備局」、「ハザードマップポータルサイト – 国土交通省」、「治水地形分類図 – 国土地理院」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊今年の台風被害拡大は“先人の教え”を軽視した結果だ! 「住んではいけない土地」の見分け方4つを伝授、東京は地価暴落か!?のページです。セレブ、百瀬直也、地震、台風、粥占、ハザードマップ、水害、武蔵小杉、地価、タワマンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで