「購入してはいけない商品」をFBIが緊急公開! 5つの危険…●●は家の中を全て覗いている!
今年もクリスマス・年末商戦の開始を告げるブラックフライデーがやって来た。11月の第4金曜日に当たる29日がその日である。日本では勤労感謝の日に合わせて1週間前の22日にセールを行う企業もあったが、海外ブランドやメーカーを中心に今も大幅な値引きセールが行われている。
だが、こうしたセール品の中にFBI(米連邦捜査局)が、購入者に注意を促している商品が含まれているというのだ。米「Fox News」(29日付)が報じている。
今週、FBIオレゴン州・ポートランド支局が、「スマートテレビ」の購入(希望)者への注意とアドバイスを公開したという。スマートテレビは従来のテレビ機能とインターネットやパソコンの機能を追加した一体型のテレビであるが、これのどこをFBIは懸念しているのだろうか?
特に問題なのは、スマートテレビに内蔵されていることがあるカメラだという。友達や家族とのビデオチャットなどに使用するものだが、ものによっては誰がテレビを観ているのか識別し、その人物の好みに合わせた番組を提案してくれたりするそうだ。
だが、これを悪用するハッカーがいるのだという。インターネットを通じてスマートテレビをハックし、内蔵カメラやマイクから家庭内を監視、さらにはテレビのチャンネルを自在にいじり回し、“不適切な映像”を流すこともできてしまうそうだ。
さらに、プライバシー設定のされていないスマートテレビから、その他のデバイスもハックされる恐れもあるという。そうしたテレビがWi-Fiルーターへのバックドアとして使用され、同じWi-Fiを使用している他の機器にもアクセスされるかもしれないとのことだ。
こうした危険を回避するため、FBIは5つの防御策を推奨している。
・購入したスマートテレビのモデルナンバーをインターネットで検索し、マイク、カメラ、プライバシーの設定方法を知る。
・セキュリティ設定を初期状態のままにしない。可能ならばパスワードも変更する。マイク、カメラ、個人的なデータの管理方法を購入前に確認しておく。もし任意でそれらをOFFにできない場合は別のモデルの購入を検討すべき。
・購入後にカメラがOFFにできないと分かった時は、黒テープで内臓カメラを覆う。
・製造者がセキュリティパッチをアップデートするか、できるのか確認する。
・製造者のセキュリティポリシーを確認。ストリーミングサービスが何のデータを収集し、どのようにそれを保管し、何に利用するのかも併せて確認する。
どれも購入前に確認できることばかりである。最安値の商品に飛びつく前に、その商品の安全性を確認してみた方が良いだろう。安物買いの銭失いにならないよう気を付けたいものだ。
参考:「Fox News」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「購入してはいけない商品」をFBIが緊急公開! 5つの危険…●●は家の中を全て覗いている!のページです。FBI、カメラ、ハッカー、ブラックフライデー、スマートテレビなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで