「ネコの表情は熟練すれば読み取れるようになる」最新研究で判明 ネコは表情で語っていた

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 基本はポーカーフェイスのネコは感情が読み取り難い。はたして我々はどの程度、ネコの表情が読み取れるのか。この度、興味深い研究が発表されている。

■我々のほとんどはネコの表情は読めない?

 ふて腐れた表情の“ふて猫”だが、よく考えてみれば常時ふて腐れているわけがない。

 アメリカで話題になったグランピー・キャット(Grumpy Cat)は残念ながら今年5月に亡くなってしまったが、そのいつも不機嫌そうな表情で有名になったネコである。しかしこのネコも常に不機嫌でいたはずはない。

 いずれにしても我々はネコの表情を“誤解”していたことになるのだが、逆に言えば我々にとってネコの表情を読むのは困難を極めることなのかもしれない。

 これを検証すべく、米・ゲルフ大学のジョージア・メイソン氏は85カ国の6000人以上の参加者にさまざまなネコの顔を撮影したビデオを見てもらい、そのネコの表情からポジティブな気分なのか、ネガティブな気分であるのかを判断してもらう課題に取り組んでもらった。

「Science Alert」の記事より

 回答データを分析した結果、平均スコアは60パーセント弱であった。あてずっぽうで回答したとしても正答率50%になることを考慮すれば、我々はやはり、ネコの表情を読み取る能力に欠けているようである。

 素材のビデオは例えばエサを持った飼い主に駆け寄るネコ(ポジティブ)や、動物病院で注射を打たれているネコ(ネガティブ)などがあるのだが、その詳しい状況がなるべくわからないように映像を編集し、ネコの顔だけが表示される内容となっている。また鳴き声から類推できないように音声もカットされた。

 参加者のほどんどはネコの飼い主だったのだが、それでも我々人間にとってその表情から“ネコの気持ち”はなかなか判別しづらいことが示唆される研究結果となった。

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