ドラッグやニコチン中毒に効く幻覚薬「18-MC/イボガイン」登場! 脳のリセット効果やばい…近々発売か!

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画像は「getty images」より

 薬物中毒を治療する“幻覚剤”が開発されている。

 英紙「Daily Mail」(11月10日付)によると、米国のスタートアップ企業「MindMed」が、アフリカ西部産の多年生小灌木イボガから、「18-MC」と呼ばれる薬を作っているという。

 イボガには長時間作用型の幻覚剤イボガインが多く含まれ、強烈なトリップ体験、幻覚、幻視を引き起こす一方、薬物依存症の治療に用いられる場合もある。

 MindMedがイボガインに期待している効果も薬物依存症の治療である。18-MCは幻覚や気分の落ち込みを引き起こすことがなく、むしろ人間の脳をリセットし、薬物への欲求に関わる脳部位をシャットダウンするというのだ。

 実際にアフリカ西部でイボガインを試したことがある人は、強烈な幻覚体験に加えて、薬物への欲求を克服することもできたと報告しているらしい。イボガインそのものには強烈な幻覚作用があるが、副作用を取り除き、薬物への欲求を止める効果だけを引き出せれば、薬物依存の治療薬として使用できるだろう。

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イボガの根。画像は「Daily Mail」より

 実はイボガインのそうした能力は、すでに動物実験で判明しているのだ。米・オールバニー医療センターの元教授スタン・グリック博士が、モルヒネ依存のマウスにイボガインを摂取させたところ、1日は幻覚のため体が痙攣していたそうだが、その後はモルヒネへの依存が緩和されたとのことだ。

 だが、イボガインには他にも重大な副作用がある。心拍数の低下におり、嘔吐し、最悪の場合は死に至ることもあるそうだ。

 しかし、グリック博士はこうしたイボガインの望ましくない副作用を無効化し、18-MCの製造に成功。実は、18-MCについての最初の研究はすでに1996年に発表されていたそうだが、行政的問題や資金的問題のため、今日まで日の目を見ることはなかったそうだ。

 そこに目をつけたのがMindMedだった。今年になってMindMedが、18-MCの権利を買ったことで、商品化が現実的になってきたのだ。2020年には安全性テストを行い、実際に人間に効果があるか確かめる予定だという。だが、すでに研究者らは18-MCには幻覚作用はないと信じているそうだ。

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イボガ。画像は「Daily Mail」より
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