ダイエットコーラを飲むと体重が増える! 肥満、糖尿病、認知症リスク… 人工甘味料の本当のヤバさとは!?
■人工甘味料が腸内環境を悪化させる
人工甘味料にはほかにも懸念される点がある。腸内環境を悪化させるリスクである。
腸内環境は肥満に関係があることがわかっているが、その中でも肥満、糖尿病、メタボリックシンドロームの予防に重要な働きをしているのが「腸アルカリホスファターゼ(IAP)」と呼ばれる腸内酵素である。しかしアスパルテームのような人工甘味料は、このIAPをブロックする働きを見せることがわかってきたのだ。
マサチューセッツ総合病院のリチャード・ホーディン博士は、人工甘味料が腸内環境に及ぼす影響について警鐘を鳴らしている。
「アスパルテームは、砂糖の代わりに使用しているにもかかわらず、IAPの有益な働きを阻害してしまうので、使用目的に沿わない可能性があると考えています」(リチャード・ホーディン博士)
体重減少につながり、“メタボ”を予防できると期待されて利用される人工甘味料が、腸内環境を悪化させて肥満になりやすい体質に変える働きがあるとすれば、もはや皮肉では済ませられないひどい話だ。
また気になる研究として、人工甘味料入り飲料は高齢者の死亡および心血管疾患、脳卒中、認知症のリスク増加とも関連しているという報告もあるのだが、その理由はまだ明らかにはなっていないという。
健康志向であると信用して選んだ付加価値が逆効果であったとすれば、ガッカリを通り越して怒りすら覚える場合もあり得るだろう。低カロリー、ノンカロリーの表示に安心してはいられないようだ。
参考:「The Sun」、ほか
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