偽装死で世間を完全に欺いた実在の人物10人! 暗殺逃れ、完全犯罪、記憶喪失… 想定外の“転生手口”に驚愕!
■ジャコット・ドライエ
17世紀の女海賊、ジャコット・ドライエもまた死を偽装した有名人の1人だ。
カリブ海を舞台に八面六臂の活躍ぶりを見せていたドライエだったが、その首には懸賞金がかけられるまでになり、ライバルと当局から逃れるために死を偽装し、男装をして数年を過ごした。
しかし彼女の驚異的な美貌と真っ赤な髪では偽装は長く続かなかった。覚悟を決めたドライエは再び凄腕の女海賊として何百人もの剛の者の指揮を執り、かつて以上の活躍を見せたということだ。しかしながらジャコット・ドライエが実在の人物であったという確かな証拠はない。
■ナザリオ・モレノ・ゴンザレス
メキシコの麻薬王であるナザリオ・モレノ・ゴンザレスは2010年12月9日に当局に追跡され、エルアルカルデの町で包囲された。
ゴンザレスの危機を救おうと駆けつけた武装集団と警察の間で激しい銃撃戦になり、2日間に及んだ戦いの末、警察はゴンザレスを殺害したと公表。しかしその後、武装組織はゴンザレスの遺体を奪還したとアナウンス。警察はゴンザレスの遺体を確保しないまま引き揚げたので、彼はまだ生きているという噂が広まった。
2014年、政府当局はこの時に銃撃でゴンザレスは負傷したものの、死亡してはいない可能性もあると認めることになった。そして実際彼は生きており、この4年間、表に現れることなく影から麻薬カルテルを動かしていたことが判明したのである。
しかしその年の3月9日、メキシコ当局は再びゴンザレスの居場所を突き止め包囲、またしても銃撃戦になり、今度は本当にゴンザレスは死亡した。
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2024.10.02 20:00心霊偽装死で世間を完全に欺いた実在の人物10人! 暗殺逃れ、完全犯罪、記憶喪失… 想定外の“転生手口”に驚愕!のページです。仲田しんじ、死、転生、偽装、ローレンス・ジョゼフ・バーダー、ジョン・ストーンハウス、ジャコット・ドライエ、ナザリオ・モレノ・ゴンザレス、ケイシー・ニコル、フアン・プホル・ガルシア、ラッセル・パックマン、アルカジー・バブチェンコ、オードリー・マリー・ヒリー、ジョン・ダーウィンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで