「セックス狂の亀」1匹が絶滅危惧種を自分のナニで救出! メスは歓喜…絶倫ガメのポテンシャルとは?
そのあり余る性欲で一躍ヒーローになった絶倫ガメが話題になっている。
米紙「The New York Times」(1月12日付)によると、当代きっての“セックス狂”で知られる “ディエゴ”は、絶滅に瀕していたエスパニョラゾウガメを自身のナニで救ったというのだ。
エクアドル・ガラパゴス諸島のエスパニョラ島に生息していたディエゴは、1928年~33年の間に捕獲され、アメリカのサン・ディエゴ動物園で飼育されていた。そこで30年ほど過ごしたが、60年代にエスパニョラゾウガメが絶滅の危機に瀕するようになると、77年にその果てしない性欲が買われ、絶滅回避の切り札としてガラパゴス諸島サンタ・クルス島にあるチャールズ・ダーウィン研究所にリクルートされたそうだ。
当時エスパニョラゾウガメの総個体数はわずか15頭と、まさに絶滅一歩手前だった。ところが、ディエゴが期待以上の絶倫ぶりを発揮し、今では個体数が2000頭まで回復したという。繁殖プログラムにはディエゴの他にも複数のオスがいたが、2000頭のうち40%にあたる800頭はディエゴの子孫だと言うから、開いた口が塞がらない。
80kgの巨体でメスにのしかかるディエゴの姿は壮観だ。勇ましく首をグーンと伸ばしてやる気満々である。
ニューヨーク州立大学のジェームズ・P・ギブズ教授によると、ディエゴは攻撃的で活動的であることに加え、交尾中の主張が激しいことがメスの興味を引いている原因ではないかと指摘している。ゾウガメの社会性についてはまだよく分かってないことが多いが、間違いなくディエゴには他とは違う特徴があるとのことだ。
喜ばしいことに、ディエゴの活躍によりエスパニョラゾウガメの個体数が十分回復したと判断され、エクアドル環境省は繁殖プログラムの終了を決定した。これにより推定年齢130歳のディエゴも遂にお役御免となり、今後は故郷であるエスパニョラ島に、同じく繁殖のためにリクルートされていた12頭のメスと2頭のオスとともに80年ぶりに帰郷するそうだ。
ガラパゴスゾウガメは152歳まで生きた記録がある。ディエゴの性春もまだまだ続くことだろう。
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2024.10.02 20:00心霊「セックス狂の亀」1匹が絶滅危惧種を自分のナニで救出! メスは歓喜…絶倫ガメのポテンシャルとは?のページです。絶倫、エクアドル、絶滅、性欲、エスパニョラゾウガメなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで