「UFOと小型核融合炉の特許」を出した“米海軍お抱え科学者”の正体判明! 宇宙人から伝授された可能性!
「小型核融合炉のデザインに関する私の論文が、『IEEE TPS』のような名誉ある科学誌にも受け入れられているという事実は、私の発明が重要であり信頼に足るものだということを物語っています」
「パイス効果(Pais Effect)は電荷を持つ物質の動きを制御することで生み出される極めて大きな電磁エネルギーの流れで起こります。これほど大きな電磁放射は、局所的に真空エネルギー状態と相互作用します。真空エネルギー状態は物質の第5の状態です。つまり、そこから時空を含めた全てが我々の量子的現実に現れる基本的な構造なのです」
「パイス効果は巨視的な量子コヒーレンスを可能にします。私の仕事を追っていれば、その重要性は分かるでしょう」
何を言っているのかまったく分からない。素人には難しすぎる……だけではないようだ。専門家からしてもパイス氏の発明は意味不明だという。
ニューメキシコ大学の核物理学者カール・ウィリス氏は、パイス氏の発明を「病的科学の古典的なケース」だと切って捨てている。パイス氏の発明の1つであるプラズマ圧縮融合装置は、独善的なジャーゴンと、ナンセンスな文章、根拠薄弱なエビデンスだらけで、「テクニカルライティングにおける意味ある定量的な言葉の代わりに、不明瞭な形容詞と副詞が過剰に使用されている」という。また致命的なことに、基本的な物理学と矛盾する言明が多いとのことだ。
だが、パイス氏の発明がそれほどお粗末なものなら、なぜ米海軍は彼を雇用し続けているのだろうか? その実態に気付いていないだけか、それとも既存の科学では理解できない真に斬新な発明だからだろうか? だとしたらやはり宇宙人から知恵をもらったのではないだろうか…謎は深まるばかりだ。
参考:「The Drive」
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