違法で飼育されていた「地上最強の毒蛇」が群馬県に集結! 爬虫類専門の動物園『ジャパンスネークセンター』に村田らむが潜入!
『採毒室』の隣にある、資料館に入った。ヘビの解剖模型、歯や臭いを感じる仕組みなどが説明してある。そして全世界のヘビの剥製や骨格標本がズラーッと並べられている。かなり豊富な資料を見ることができた。手書きの説明も多い。とても楽しいのだが、見ているうちにだんだん立ちくらみがしてきた。
真夏に訪れたのだが、会場がとても暑かったのだ。一切クーラーが効いていないのだ。
ホルマリン漬けになっているヘビを見ると、ホルマリンがだいぶ蒸発していた。中には顔が出ちゃっているニシキヘビもいた。蘇って飛び出てこないか不安になる。
ほとんどの施設でクーラーが効いていないので、夏場に訪れる人は熱中症対策をしてから来よう。
汗をかきながら、「熱帯蛇類温室」に移動する。こちらは生きた蛇などが飼われている。温室だからさぞかし暑かろう……と思って入ったら、なぜか資料館より涼しいくらいだった。
世界最強の毒蛇と言われるブラックマンバが何匹ものたうっている。
「これが『キル・ビル』(クエンティン・タランティーノ)の主人公のコードネームにもなった、ブラックマンバか~」と思う。
地上最強の毒蛇らしいが、でも顔は可愛らしい。実はこのブラックマンバ、そもそもは違法飼育されていた蛇なんだそうだ。その他にもワシントン条約で規制された希少動物の密輸入摘発によって成田空港で保護されたヘビ、トカゲ、ヤモリ、サソリ、ヤスデなどが保管してあるという。利根川取水口などで見つかったワニガメたちものんびりと大きい水槽で泳いでいる。
ヘビが押収された時の新聞記事が貼ってあり、臨場感がある。
違法で飼われていた毒蛇や、輸入されそうになっていた爬虫類は殺処分されているのか? と思っていたが、群馬の施設でのんびり生きているならなによりである。
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2024.10.02 20:00心霊違法で飼育されていた「地上最強の毒蛇」が群馬県に集結! 爬虫類専門の動物園『ジャパンスネークセンター』に村田らむが潜入!のページです。村田らむ、群馬県、ジャパンスネークセンターなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで