盲人がクルマに轢かれて視力回復！ メカニズム完全不明、医師も困惑の奇跡… さらに衝撃的展開！

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■入院中に投与された抗凝血薬の影響なのか

　地元のマスコミによると、ゴライ氏は目の精密検査を拒否しているためこれ以上の情報は得られていないという。ゴライ氏の突然の視力回復に、医師は一般人と同じように首をひねるばかり。

「彼の視力は2週間以内に改善しました。何が原因か、その間に彼に投与されていた薬剤のせいであるのかどうか、なにもわかりません」（ウィスニエフスカ氏）

　あくまでも憶測の域を出ないものではあるが、入院中のゴライ氏に投与されていた大量の抗凝血薬（anticoagulant）がほかの薬と混ざることで視力回復に何らかの効果を発揮した可能性も考えられなくはないという。

　ともあれ、不幸中の幸いと言うべきかゴライ氏は交通事故に遭ったことで健常者と同様の生活が送れるようになった。さらに不思議なめぐり合わせもあるもので、退院後の彼はその病院で警備員として働きはじめることになったのだ。

「彼が具体的にこの仕事を希望したのか、それとも偶然なのかはわかりませんが、彼は今ここで働いています」（ウィスニエフスカ氏）

　まだ詳しいメカニズムはわかっていないものの、ゴライ氏が再び視力を取り戻したという事実はグッドニュースであることは間違いない。まさに“災い転じて福となす”を地でいくニュースである。

参考：「LAD Bible」、ほか

文＝仲田しんじ

仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター　@nakata66shinji

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