地震の凄まじさと脅威を取材! 阪神大震災が起きた時のママ残した恐怖の断層、311体験施設も…村田らむが北淡震災記念公園に潜入!
断層の近くに建っていたが、ほとんど被害のなかった民家も保存されている。
立派なお宅に入ると、台所で食器棚が倒れてめちゃくちゃに割れている様子が再現され、展示されていた。なんだかすごくいたたまれないような気持ちになる。屋内はほとんど無事だが、それでもところどころ地震の爪痕が残っていた。
メモリアルハウスの外には、古い“壁”が設置されていた。
神戸市長田区で起きた大火事の際、焼け残った『神戸の壁』だ。1927年に防火壁として建てられて、大戦中の空襲、震災と2度の災害に耐えた。
そして長田区から、北淡震災記念公園へ移されて展示され続けているのだ。
そう言えば、中国の田舎の村に行った時、とんでもなく古そうな防火壁がたくさんあって驚いたのを覚えている。ガイドに聞くと
「まだ小国同士が争ってたころに作られた防火壁だと思うよ」
と言われた。防火壁は単純な構造だから、残りやすいのだろうか。
最後には震災体験館に入った。
阪神淡路大震災と、東日本大震災の地震の揺れを体験できる施設だ。
実際に体験してみたが、ドン!! と下から突き上げられる揺れは、分かっていてもかなり恐かった。ぐっすり寝ている朝方に起こったら、心臓が止まるくらい驚くだろう。
下駄さんに話を聞くと、訪れる人によっては、強く感傷的な気持ちになってしまうそうだ。僕は直接地震の被害を受けたことはないけど、それでも当時テレビで眺めていた気持ちを思い出して少し陰鬱になる。
地震の、当事者がどのような気持ちになるかは聞かなくても分かる。
軽い気持ちで来た、パビリオンだったけれど、思ったよりもメランコリックな気持ちになってしまった。
でも、野島断層はここでしか見られないものだから、淡路島を訪れる機会があったら絶対来たほうがいいと思う。
また施設内には淡路島の美味を堪能できる『レストランさくら』、玉ねぎや淡路島ビールなど、淡路島の美味しいをたくさん売っている物産館もあるので利用したい。
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2024.10.02 20:00心霊地震の凄まじさと脅威を取材! 阪神大震災が起きた時のママ残した恐怖の断層、311体験施設も…村田らむが北淡震災記念公園に潜入!のページです。村田らむ、淡路島、下駄華緒などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで