「樹海で人類滅亡を待つ人々」「死体の前で食事」青木ヶ原樹海の達人が“最恐の人怖話や遺体エピソード”を暴露!

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 今回は2020年2月1日に阿佐ヶ谷ロフトAにて開催された『ゲンバシュギ第29回 樹海のゲンバ ~青木ヶ原樹海ダークツーリズム~』の様子を紹介したいと思う。

『ゲンバシュギ』は、ライターである村田らむ氏が定期的に開催しているイベントであり、様々なゲストを呼んで、その人ならではの現場の様子を聞こうという趣旨の会だ。たとえば、ライターの丸山ゴンザレス氏、映画監督の白石晃士氏などがゲストに呼ばれている。

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画像は「Amazon」より引用

 今回、ゲストに呼ばれたのは小平氏という男性だった。小平はハンドルネームだが(ツイッターアカウントは『KG”小平”中村 @nakamura47331』)、彼にはもう一つ呼び名がある。『樹海のKさん』だ。

 彼は村田氏の著書『樹海考』(晶文社)の中に登場する樹海マニアの男性なのだ。

 普段はサラリーマンをしながら、週末になると青木ヶ原樹海に行き黙々と死体を探し続けている。徒党を組まず、一人で樹海に潜ることも多いそうだ。

「死体を見つけると、その前で食事をする」

 など、やや猟奇的な描写もされていた。ただ、それは死体を見つけた時以外足を止めないため、結果的に死体の前で食事をとることになってしまうのだそうだ。

 ゲンバシュギのゲストにはプロフェッショナルが多いが、小平さんはアマチュアである。ただ村田氏いわく、

「ガチでヤバい人はアマチュアの中にいる」

とのことだ。

「毎週末樹海に行っても、なかなかライターとしては稼げません。死体が見つからなかったらその日はオジャンですし、たとえ見つかっても、死体をそのまま載せてくれる媒体はほとんどないから換金できません。つまり『毎週末の樹海探索』はアマチュアだからこそできる偉大な仕事なんです。殺し屋に例えるなら、小平さんはゴルゴ13ではなく、『羊たちの沈黙』に登場するハンニバルレクターですね。どっちかと言えば、ゴルゴよりレクターのがヤバいでしょ(笑)」

 と村田氏は語った。

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