「樹海で人類滅亡を待つ人々」「死体の前で食事」青木ヶ原樹海の達人が“最恐の人怖話や遺体エピソード”を暴露!
当日、イベント会場に足を運ぶと100人を超えるたくさんの客が入っていた。ただし、騒々しくはない。みんなジッとイベントがはじまるのを待っている。1人で来ている人が多いようだ。また、若い女性の客も多い。
イベントの前半は、樹海の解説、樹海の探訪記的な話だった。とはいえ内容が薄いわけではない。
樹海の中にある、信仰宗教施設『乾徳道場』を訪ねた時には、
「私たちはここで世界の終わりを待っているの」
と言われたと語る。村田氏の漫画『禁断の現場に行ってきた!!』のページを表示しながら楽しく語るが、樹海の真ん中でそんなことを言われたら肝っ玉が縮み上がってしまう。死体も怖いかもしれないが、生きている人間の方がやっぱり怖い。
その道場は江戸時代に流行った信仰宗教施設、「富士講」の施設があった場所に建てられたものらしい。青木ヶ原樹海の中にある、富士講の跡地を紹介した。
そのほかにも、村田氏がアメリカの人気バンド、スリップノットのリーダーであるクラウンさんを樹海の中を案内した時の映像や、樹海のど真ん中に廃棄されボロボロになってしまったトラックなど興味深い映像を見ることができた。普通の樹海イベントならば、これだけで十分だと思うボリュームだったと思う。
ただ多くの客は、死体の写真を探しに来ている。焦れたような、そんな空気が流れている。そして休憩を挟み、後半が始まった。
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2024.10.02 20:00心霊「樹海で人類滅亡を待つ人々」「死体の前で食事」青木ヶ原樹海の達人が“最恐の人怖話や遺体エピソード”を暴露!のページです。村田らむ、青木ヶ原樹海、樹海のKさんなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで