米軍「サイボーグバッタ」の半端ないポテンシャルとは!?
米軍が「サイボーグバッタ」実戦投入、バッタが死ぬまで使い倒す!? バッタの半端ない軍事ポテンシャルとは!?
死と隣り合わせの戦場においては、設置された爆弾や地雷の存在にいち早く気づかなければならない。兵士を危険に晒さずに素早く爆発物の存在を検知するにはどうすればよいのか。米軍では火薬の臭いを検知して報告する“サイボーグバッタ”がその出番を待っているようだ。
■バッタの優れた嗅覚を軍事活用
ベトナム戦争時代の地雷や不発弾がまだまだ大量に残されており、今なお犠牲者が後を絶たないベトナムとカンボジア。地雷は別名「貧者の兵器」ともいわれ、安価でありながら殺傷能力が高いことから、今日においても紛争地では大量に使われている。
安全に素早く爆発物を発見する方法に画期的なメソッドが開発されている。それは嗅覚に優れたバッタをサイボーグ化した“サイボーグバッタ”だ。

米セントルイス・ワシントン大学の研究チームが2020年2月に「bioRxiv」で発表した研究では、バッタに極小のトランスミッターを装着して“サイボーグ化”し、その優秀な嗅覚能力を“ジャック”して爆発物の存在を即座に検知する技術が紹介されている。
昆虫の触角には嗅覚受容ニューロンもあり、空気中の化学臭を検出できる。その後これらのニューロンは、触角葉(antennal lobe)と呼ばれる昆虫の脳の一部に電気信号を送る。イナゴやバッタの触覚にはこれらのニューロンが約5万もあるのだ。研究チームはこの鋭敏な嗅覚を持つバッタの触角を爆発物探知に生かすことができないかと考えたのである。
研究チームはバッタの爆発物探知能力をテストするために、主要な爆弾の原料であるTNT(トリニトロトルエン)とDNT(2,4-ジニトロトルエン)の蒸気を含む、さまざまな爆発性化学物質の蒸気をバッタの触角に吹き付ける実験を行った。

さらにバッタの触角葉に電極を埋め込んで検分してみたところ、爆発性化学物質にさらされるとニューロンの異なるグループが活性化されることを研究チームは発見した。この電気信号を詳しく分析することで、爆発物を検知した時に特有の信号をほかの信号と区別して認識することに成功したのである。つまり、バッタが爆発物をその嗅覚で検知した時の信号が特定されたのだ。
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