未だ解決しない1876年に起きた「肉の雨」の謎 ― 食べた者も…決して説明のつかない奇妙な現象

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 自然には、決して説明のつかない奇妙な現象がある。1876年3月3日の明るく晴れた午後、米ケンタッキー州バース郡オリンピア・スプリングスの農夫の庭に、奇妙な落下物が発生した。それは、「肉の雨」であった――。

「Atlas Obscura」の記事より

 

■快晴の空から“肉片”が降ってきた

 農夫アレン・クラウチの妻は、その日の午後、肉が降ってきた時に、家の玄関口で石鹸を作っていた。西から微風が吹いていたが、空は晴れ、太陽は明るく輝いていた。

 その時、クラウチ夫人は、何の前触れもなく突然、肉片が「地面をたたく」ように降ってきたという。そしてその場にクラウチ家の猫が走り寄り、この不思議な肉片を数切れ食べてしまった。しかし、猫はその後ぴんぴんしていた。

 この出来事は当時、「サイエンテフィック・アメリカン」誌、「ニューヨーク・タイムズ」紙および他にもいくつかの出版物で報告され、米国中の研究者がこの奇妙な現象に興味を持った。

 当時、「オークランド・トリビューン」紙は「肉片は細切れで、それは小さなかけらから、大きいものは8センチほどの正方形の塊であった」と報道している。

 数日後には、この説明できない「天からの贈り物」は、腐りはじめた。その肉を試しに口にした人は「それは牛肉かあるいは鹿肉のような味がする」と言ったという。

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