【5Gの危険】8人の子供たちが「謎の」原因で同時に癌に → 米小学校付近の携帯電波塔が閉鎖!

学校付近にたつ電波塔。画像は「Daily Mail」より


 アメリカの小学校で8人の児童がほぼ同時にがんに罹るというにわかに信じがたい出来事が起こった。さらに、その原因として学校近くに立つ携帯電波塔が怪しまれているというから恐ろしい。

 英紙「Daily Mail」(4月4日付)によると、カリフォルニ州リポンにあるウェストン・エレメンタリー・スクールで10歳以下の児童がここ4年で次々と肝臓がん、悪性脳腫瘍、悪性リンパ腫を発症するという異常な事態が起こっているという。

 米がん協会によると、毎年10万人あたり約411人(0.41%)のカリフォルニア住民が、がんを発症しているというが、これは大人も含めた数字である。もちろん、10歳以下の子供よりも高齢者の方が発がん率は高い。

 国立がん研究センターが発表している日本のデータであるが、2009〜2011年の14歳以下の小児がんの罹患率は0.0123%(10万人あたり12.3人)であることからも、ウェストン・エレメンタリー・スクールの異常性が分かるだろう。ちなみにリポンの人口は1万5千人程度である。

 2016年に息子のメイソンくんが脳がんと診断されたモニカ・フェルーリさんは、「他の環境的要因も考えられるが、電波塔が安全でないと分かれば、そこにあってはいけないものだ」と、電波塔の影響があったのではないかと疑っている。

 これに対し、塔を所有している米・携帯電話会社「スプリント」は、電波の周波数レベルは、政府基準よりもはるかに低いと主張しており、フェルーリさんらの調査でも実際に基準以下であることは確認されているそうだ。

画像は「Daily Mail」より

 

 だが、フェルーリさんは、メイソンくんと同時期に腎臓がんを発症した同学校に通う児童を持つケリー・プライムさんとともに電波塔の取り壊しを求める訴訟を起こし、2年間の闘争の結果、スプリントは電波塔の移転を決定したという。フェルーリさんらの代理弁護人であるマーセリス・モリス氏は、「何千ページもの資料を読んだが、これほど心配になったことはない」と電波塔の有害性を指摘している。

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