新型コロナを日本のSF作家「小松左京」が完全予言! パンデミック後に大地震→核戦争勃発も!?

 日本を代表する天才的SF作家・小松左京が「イタリア風邪」として全世界コロナ・パンデミックを予言していた! 作品に込められた予言から見えるやばい未来を宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが徹底解説!

復活の日(KADOKAWA)

――小松左京の予言ですか……?

(神ノ國ヲ) 小説家・小松左京(1931-2011)原作の映画『復活の日』については、多くの方がご覧になっていると思います。元々は1980年の正月映画として撮影が進められていましたが、延期となり、それに代わって『戦国自衛隊』が話題となりました。結局、1964年の原作小説をもとに、深作欣二(1930-2003)監督によって映画化された『復活の日』は、同年夏に公開されました。今では往年の名優である、草刈正雄、千葉真一、E.J.オルモスらが出演しています。30億円超の製作費で、南北アメリカ大陸・南極ロケを敢行し、チリ海軍の潜水艦と哨戒艦まで使った壮大なスケールの作品です。そして、この作品が現在の「コロナ災禍」を予言していると話題になっています。事実、原作文庫版(2018年)が、いまさらAmazon「SF・ホラー・ファンタジー」売れ筋ランキングで第一位にもなっていました。

―― いったいどんな予言が!?

(神ノ國ヲ) ネタバレ含みで映画版『復活の日』のストーリーを要約しましょう。同作品は、東西冷戦の最中、開発されたウイルス兵器「MM-88」が漏洩し、世界各地で疫病が蔓延する様子を描きます。その疫病の名前が「イタリア風邪」です。それは、最初「死者3500万人、致死率45%」といわれ、文字通り全世界がパニックになり、医療崩壊、都市封鎖、社会インフラの崩壊、軍部の陰謀が描かれているんです。

画像は「getty images」より

―― いきなり当たっているんですかッッ!?

(神ノ國ヲ) SNSなどで検索してみれば、多くの人が指摘しています。ここまで合致しているなんて……と絶望していますよ。もちろん、話は意図的にズラされています。たとえば、『復活の日』の映画版では千人未満、原作では約一万人が南極にいて生き残っています。さすがに、まだ人類は何十億単位で生きていますからね。さらに、『復活の日』は米ソ東西冷戦時代が背景ですから、すでに人類が死滅しているのに、大地震を核爆発と誤認して相互迎撃システムが作動し、世界が二度目の「死」を迎える様子を描いています。そういう形では、我々はまだ辛うじて「第三次世界大戦」を経験していません。

 しかし「殺人ウイルスの世界的大流行による人類社会の破滅と崩壊」の描写は、我々がいま経験している21世紀冒頭を映しているかのようです。これは警告的な予言の可能性があります。

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