【ガチ】聖母マリアが「死のコロナ涙」を流していた! 憐れみか、絶望への予兆か…宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲが解説!

画像は「Orthodox Christianity」より

 世界有数の巨大都市モスクワ。その広域都市圏からも外れた寒村で2020年2月8日、「没薬の涙」を流す聖母イコンが発見された! 場所は、モスクワから南下すること約2時間半、約200km離れたトゥーラ州ウルソボ村の荒廃した教会だ。

――現代の奇跡でしょうか?

(神ノ國ヲ) 聖母やキリストの像やイコン(聖画)が涙や血を流すという現象は世界中で報告されています。今回は、ロシアの「大天使・聖ミカエル教会(Церковь Михаила Архангела:ツェルカフィ・ミハイラ・アルハンゲラ)」で起きました。こちらの教会は老朽化のために奉神礼(礼拝)はほとんど行われない、いわば廃棄された寂しい教会でした。周囲も農地ばかりの田舎です。

 人もあまり住んでいませんから、修道士や神父が稀に訪れるだけの場所。しかし、現在はストリーミング配信がなされ、奉神礼も再開されて人々が訪れるようになっています。

ツェルカフィ・ミハイラ・アルハンゲラ

――どんな由来があるのでしょう?

(神ノ國ヲ) 事の起こりは、約30年前に遡ります。当時、電気技師をしていた男が電線やワイヤー部品など、使えるものを集めるために、廃棄された建物を回っていました。要するに、空き巣です。その際、男は屋根裏で「聖母のイコン」を発見し、家に飾っていました。後に、男は自身の死期を悟り、悔い改めてイコンを再び元の場所に安置し、数カ月後に亡くなりました。

 実は現在ロシアでは、この教会のように荒廃し、ほとんど見捨てられた教会堂が問題になっています。荒廃の理由は都市化による過疎などさまざまあります。日本と違うのは、旧ソヴィエト政権下で破壊され、再建できないまま放置された教会が多いことです。「大天使・聖ミカエル教会」も修復なしには使用できない状態でした。

――実際に映像で確認すると涙を流していますね?

(神ノ國ヲ) 現在、イコンと教会は管轄教区によって管理され、ストリーミング配信で状態を確認できます。数日に一度、「没薬の涙」を流しているようです。修道士らによれば、この「聖母のイコン」は、おそらく18世紀に書かれたものです。

 問題は、この「没薬の涙」の意味です。すぐに思いつくのは、キリスト生誕時の東方の三賢人です。「黄金、乳香、没薬」は、それぞれ、王権、祈り、死の象徴です。黄金は富と力、「権威」を表しています。乳香は古代イスラエルの伝統にのっとり、香を焚いて煙が上る先、見上げるべき「唯一の神」を示しています。

 そして、没薬は「ミルラ」と呼ばれる、古代エジプトにおいて乳香と共にミイラ作りに使われた防腐剤です。薬剤としても、鎮痛/排膿/止血のために使われました。

 つまり「没薬の涙」は、シンプルに言いかえれば「死の涙」となってしまう。

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