新型コロナの「国内パスポート案」が“愚策の極み”である決定的理由はコレだ!天才・亜留間次郎が徹底解説
時代が進むと、黄色いパスポートは伝染病管理の域を超えて機能が拡大されていきました。治安維持の為に犯罪歴のある人間も黄色いパスポート、梅毒などの性病の感染を防ぐために売春婦にも黄色いパスポート、なんとなく悪そうだからユダヤ人にも黄色いパスポート……どんどん適用範囲が広がったのです。ジャン・ヴァルジャンが持っていたのは、犯罪歴のある人間に与えられる黄色いパスポートでした。
このため、パスポートは単なる城門や検問所を通過するための身分証明書の範囲を超えて、宿屋に泊るなら病気が無いことを証明するために提示、学校に入学するなら病気が無いことを証明するために提示、就職するなら病気が無いことを証明するために提示……と、あらゆる場所で提示を求められるようになり、その色が黄色かったら追い出されるようになりました。
日本でも中世フランスみたいにPCR検査で陽性になったら、身分証明書が黄色くなるのでしょうか?
かつて、黄色いパスポートには2週間ごとに健康診断を受けて更新する義務があったのですが、日本の国内パスポートも一度PCR検査で陽性になったら、毎週更新に行かないといけなくなったりするのでしょうか? そして、国内パスポートが黄色じゃなくなるまで、進学も就職も旅行も県外移動も出来なくなったりするのでしょうか? 最終的には作中でジャン・ヴァルジャンがやったように、別人になりすましたりパスポートを綺麗にしたりするパスポート・ロンダリングが行われるのでしょうか?
今は本当に21世紀なのでしょうか?
冗談ではなく中世時代に逆行し続けています。現代日本でジャン・ヴァルジャンとコゼットのああ無情をもう一度繰り返すのでしょうか?
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2024.10.02 20:00心霊新型コロナの「国内パスポート案」が“愚策の極み”である決定的理由はコレだ!天才・亜留間次郎が徹底解説のページです。ロシア、フランス、パスポート、国内パスポート、レ・ミゼラブル、交通網などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで