新型コロナの「国内パスポート案」が“愚策の極み”である決定的理由はコレだ!天才・亜留間次郎が徹底解説

【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】

画像は「Getty Images」より引用

■黄色いパスポート

 最近、日本でパンデミック抑制のため、県をまたいだ移動を制限する目的の「国内パスポート」という案が出ましたが、皆さんはレ・ミゼラブルというフランスの物語をご存知でしょうか? 日本では「ああ無情」などのタイトルで出版されたこともあり、『レ・ミゼラブル 少女コゼット』としてテレビアニメ化されたこともある名作です。

 この作中では、主人公のジャン・ヴァルジャンが「黄色いパスポート」を持っていることで差別を受ける姿が描かれています。このパスポートを最初に制度化したのがフランス国王ルイ14世です。どういうわけか、最近は安倍総理に似ているとか言われている王様です。

 パスポートの“ポート”は、“港”だけでなく、“城門”も意味しています。都市が城壁で囲われ、城門によって出入りが制限されていた中世時代には、街に入るためにパスポートが必要でした。ペストによるパンデミックを抑えるため、都市をロックダウンしたり、病気の流行地域からの移動制限したりするためです。

 その起源は古く、1380年頃には最初のパスポートの存在が確認されていますが、各都市ごとにバラバラで信用性も低い物でした。2回目のパンデミックが沈静化したころ、「朕は国家なり」と言った太陽王ルイ14世が、国家として統一規格化しました。

 当時のパスポートには健康情報を記載するページがあり、伝染病に感染すると「黄色いパスポート」が発行されました。当時は別名「ペスト・パスポート」とも呼ばれたので、現代だったら「コロナ・パスポート」と呼ばれることになるでしょう。

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