古代マヤ文明が滅びた“決定的理由”が最新研究で判明! ミステリー
古代マヤ文明が滅びた“決定的理由”が最新研究で判明! マヤ衰亡のミステリー、●●が原因大都市は消失した!!
マヤ文明の象徴であり栄華を極めた大都市・ティカルはなぜ廃墟と化したのか。最新の研究がその謎に迫っている。
■マヤ文明衰亡のミステリー
紀元4世紀から9世紀にかけてメキシコの南東部で繁栄を極めたマヤ文明だが、9世紀に入ると、各地の都市は徐々に衰退を見せ始め、政治と経済の中心であった大都市・ティカルも都市活動の勢いが弱まり、最後は廃墟と化し完全に放棄された。いったい何があったのか。
マヤ文明の衰亡については疫病説や干ばつによる食糧難説など諸説あるが、米・シンシナティ大学の研究チームが2020年6月に「Scientific Reports」で発表した研究では、最も大きな原因が“水”にあったことを示唆している。

研究チームは現在のグアテマラに位置する古代都市内の貯水池の堆積物を分析し、ティカルの生活用水を飲めなくするであろう有毒な汚染物質を発見した。
もともとこの地は深刻な干ばつを起こしやすく、しかも湖や川などの水源から離れている。ピーク時には10万人が住んでいたとされる大都市であるものの、生活用水が汚染されたことで多くの人々が病気になるなどして、この地を離れざるを得なくなった可能性があるのだ。
「ティカルの中央貯水池がライフラインから病気を誘発する場所に変わってしまったことは、この巨大な都市の放棄をもたらす実際的かつ象徴的な説明になるでしょう」と研究論文には記されている。
ティカルの貯水池システムが都市の住民の生活をどのように維持していたのか(そして維持できなかったか)を調査するために、生物学者のデイビッド・レンツ氏率いる研究チームは、市内の10の貯水池から収集された堆積物をサンプリングした。
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