生まれつき下半身がない男、自流レスリングで五輪を目指す
生まれつき下半身がない男、自流レスリングでオリンピックを目指す! 人生を変えた出会いとハンデを克服した思考とは!?
ザイオン・クラーク(22歳)は、1997年9月29日、米国オハイオ州コロンバスで両足を持たずに生まれた。それは、背骨の一部の発達が阻害される「尾部退行症候群」と呼ばれる、稀な遺伝性疾患によるものだった。
■生まれつき両脚のない少年がレスリングに出会う
彼の両親は、ザイオンが生まれてすぐ、彼を養護施設に渡して去り、記憶によるとザイオンは7つから8つの施設や里親の元で育ったという。そこでの思い出は、飢えていたこと、そして他の子どもたちから殴られるなどして、いじめられていたことであるという。
しかし、彼が新しい里親のキンバリーと出会った時、ザイオンの人生に光が差し始めた。
キンバリーはザイオンにレスリングを始めさせて元気づけた。キンバリーのサポートの下、ザイオンは6歳前からレスリングで才能を発揮しだし、試合にも出始めた。

ザイオンは「デイリー・メール」紙にこう語った。
「私が小さい頃、最初の数試合は、何をどうすべきかわからなかったし、それは対戦相手も同じだったと思う。中には私と組み合うのを怖がる子もいたし、私も彼らと組み合うのが怖かった」(ザイオン)
そしてザイオンは何年も費やし、多くの試行錯誤を繰り返して、自分流のレスリングを編み出した。
「自分にとってレスリングは、こつこつと努力し続けることであり、ライフスタイルだ。脚なしで生まれたことが、自分のやりたいことを阻むわけではない」(ザイオン)
ザイオンにとって、大学レスリングのコーチ、ギルバート・ドナヒューとの出会いも貴重だった。コーチはザイオンに、レスリングの新しい技術と戦いに挑む動機づけを教えた。

「私は彼が成功するための技術と、使えない技術を見極めました。私たちは彼の良い点を利用し、彼が使える技術を徹底的に掘り下げました。その方法論でレスリングスタイルが生まれたのです」とコーチのドナヒューは、インタビューで語った。
ザイオンの、それこそ血のにじむような努力の結果、彼は大学生生活最後の試合で、大学生レスリングのトップ8に輝いた。
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