宇宙人が人混みに紛れている場所ナンバーワンが判明! 坊主で手指の長い人はエイリアンと疑え!?

トゥルーマン・ベスラム 画像は「Wikipedia」より

 ホワイティが抱いていた疑念はすぐに一掃された。2人が席に着いてコーヒーを飲み、パイを食べていたとき、ホワイティはカウンターの端に座っている男女に気づいたのだ。男女は2人とも黒装束であった。

 

 ホワイティは無言でベスラムの脇を肘でつつき、カウンターの男女を見るようにと促した。ベスラムは視線を動かすと、そこには見紛うことなきオーラ・レインズがいた。

「あれが“彼女”なのか?」ホワイティは尋ねた。ベスラムはうなずいた。このような場所でレインズに会うとは思ってもみないことだったのでベスラムもショックを受けていた。

 レインズと連れの男はその後にすぐに消えた。ベスラムはレインズのようなエイリアンが“コンタクティー”にすぐに接触したい場合、自らレストランに赴くことがあるのだと理解した。ベスラムのようなコンタクティーにとって、日常生活のどこでエイリアンに出くわすのかわからないことになる。

 

■極端に指が長いスキンヘッドのエイリアン

 ガレス・メッドウェイ氏はいわゆる「メン・イン・ブラック(MIB)」現象についての報告を収集しその詳細を編纂している。その中でレストランにあらわれたメン・イン・ブラックのエイリアンの興味深い話が2つあるという。

 まず1つめは大学生が出会い、宇宙旅行をしたというケースだ。

 メリーランド州アデルフィの学生であるトム・モンテレオーネは、1967年12月10日に“ヴァディグ”というエイリアンに出会っている。ワシントンに近い道路上に浮かんだ卵型のUFOからヴァディクは出てきたという。

 モンテレオーネは学費の足しにするためにレストランでアルバイトをしていたのだが、1968年2月にそのバイト先の店に黒装束のヴァディグがやって来たのだ。いったい何の目的でやってきたのかはわからなかった。

 次の日曜日、モンテレオーネの自宅にとても古い黒いビュイック(自動車)がどこからか乗りつけてきたのだ。運転していたのはヴァディグであった。

 このビュイックはとても古い年式のものであったが、状態は新品で傷ひとつなくはインテリアも新車特有の匂いがしたという。

 車が向かったメリーランド州郊外のある場所には卵型UFOが待ち構えており、そのUFOに乗り換えたモンテレオーネは「ラヌロス」という惑星に連れていかれた。そして惑星のさまざまな場所をめぐるツアーを体験させてもらったのだが、ラヌロスの人々はすべて裸であったという。

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