深さ50mの「謎の巨大穴」がロシアに出現! UFOか、極秘核実験か…地下大爆発の真相は?
しかし科学者によれば、永久凍土の頑丈なブロックは爆発によって引き起こされた巨大な力によって震源地から地表に向かって地層を貫き火柱を上げたという。永久凍土は何千年もの間にわたってこの地に封じ込まれていたのだが、現在じわじわと解凍が進んでいるのである。とすれば今後ますますこの大爆発と巨大な穴の出現がそれほど間隔を開けずに発生するのかもしれない。
この17番目の巨大な穴は、報道ヘリで移動中だったロシアのテレビ局クルーによって偶然発見された。その報告を受けて専門家のチームが現地に向かって詳しく調査をしたのだ。
調査を行ったスコルコボ研究所の主任研究員であるエフゲニー・チュビリン博士はこの穴は驚異的なスケールであり、自然の巨大な力によって形成されたと説明している。
■天然ガスパイプラインの下で大爆発が起こるリスク
一方、モスクワのロシア石油ガス研究所のバシリ・ボゴヤフレンスキー教授は、この穴は極めて珍しい現象であるとテレビ番組で語っている。
「多くの追加の科学的情報が含まれていますが、まだ開示する準備ができていません」(ボゴヤフレンスキー教授)
いったいどのような新たな事実が明るみになるというのだろうか。
以前、ボゴヤフレンスキー教授は、この大爆発と巨大な穴の現象は、シベリアのヤマル半島にある液化天然ガスプラント「ヤマルLNG」による天然ガスの掘削が要因の1つになっていると指摘している。そしてこうした爆発がガスのパイプライン、生産施設、住宅地の下で発生した場合の災害リスクに懸念を抱いているのだ。
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2024.10.02 20:00心霊深さ50mの「謎の巨大穴」がロシアに出現! UFOか、極秘核実験か…地下大爆発の真相は?のページです。穴、仲田しんじ、地球温暖化、永久凍土、天然ガス、パイプライン、ツンドラ、メタンガスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで